ニリンソウとは? わかりやすく解説

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にりん‐そう〔‐サウ〕【二輪草】

読み方:にりんそう

キンポウゲ科多年草各地林縁などに群生する。高さは約15センチはふつう三つ深く裂けている。4月ごろ、白い花びら状の(がく)をもつ花が、ふつう二つ咲く。《 春》

二輪草の画像

二輪草

読み方:ニリンソウ(nirinsou)

キンポウゲ科多年草高山植物園芸植物薬用植物

学名 Anemone flaccida


ニリンソウ キンポウゲ科

ニリンソウ
キンポウゲ科
収穫時期 食べられる部位
4月~5月 若葉葉柄花茎

葉 花

採取法・注意とマナー

有毒植物キンポウゲ科の中では数少ない食べられる種類であるが、毒草トリカブトとよく似ており、特に、ニリンソウとトリカブトは同じところに生えることも珍しくないため、きちんと見分けることが必要である。
採取後も区別しすいように、ニリンソウの花を頼りに、花と一緒に摘むことをお薦めする。

味わう

若葉葉柄花茎など地上部全体を取る。ゆでたものをおひたし和え物油炒め、汁の実に。生のは薄い衣で天ぷらに。花だけ集めて軽くゆでて酢の物にする。

薬効

リュウマチに効がある。夏、根茎をとり水洗いして日干しにして、それを、1日量として15gをより煎じて服用


DATA
川沿いなど湿った場所に群生します。
11輪の花をつけるのをイチリンソウ呼び、12輪の花をつけるこのをニリンソウと呼ぶ。清見町では見かけないがサンリンソウもある。
この仲間達純白清純な花と見えるものは、実は、がく片変化したものであって花びら持たない美人たちなのである

二輪草

読み方:ニリンソウ(nirinsou)

キンポウゲ科多年草四月ごろ、二、三輪の白い花が咲く

季節

分類 植物


ニリンソウ

(二輪草 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 13:23 UTC 版)

ニリンソウ(二輪草[5]学名: Anemone flaccida)は、キンポウゲ科イチリンソウ属多年草。春山を代表する花のひとつ。主に山地の林床などに群落をつくって生え、春の若葉は山菜に利用される。


注釈

  1. ^ しかし、昔からニリンソウを食している地域の住民以外で、また、子供の時から食用として来た者以外の者は、ニリンソウを食用とすることは、危険を伴う為に控える事が望ましい。と、山菜の採取用の辞典に記載が見られる。

出典

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Anemone flaccida F.Schmidt ニリンソウ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月13日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Anemone laevigata (A.Gray) Koidz. ニリンソウ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月13日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Arsenjevia flaccida (F.Schmidt) Starodub. ニリンソウ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月13日閲覧。
  4. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Anemonoides flaccida (F.Schmidt) Holub ニリンソウ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月13日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 17.
  6. ^ a b 『街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本』pp. 130 - 131
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 金田初代 2010, p. 64.
  8. ^ a b c d 日本の高山植物 (1988)、448-449頁
  9. ^ a b c d e f g h 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 16.
  10. ^ a b c d 金田初代 2010, p. 65.
  11. ^ a b 数馬恒平、佐竹元吉、紺野勝弘、重症トリカブト中毒事例とその食品衛生学的背景 食品衛生学雑誌 Vol.54 (2013) No.6 pp. 419 - 425
  12. ^ 自然毒のリスクプロファイル:高等植物:トリカブト類 厚生労働省
  13. ^ 区の花ニリンソウ”. 板橋区 (2012年2月22日). 2012年3月2日閲覧。
  14. ^ 日本のレッドデータ検索システム(ニリンソウ)”. エンビジョン環境保全事務局. 2012年7月2日閲覧。
  15. ^ しまねレッドデータブック(ニリンソウ)”. 島根県 (2004年3月). 2012年7月2日閲覧。
  16. ^ 千葉県レッドデータブック-植物・菌類編(2009年改訂版)(ニリンソウ)” (PDF). 千葉県. pp. 267 (2009年). 2012年7月2日閲覧。


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