ロッキー・ホラー・ショー (ミュージカル)
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他のプロダクション
イギリス・プロダクション
1990年から1991年のピカデリー・シアターでのウエスト・エンド再演以降、リチャード・オブライアンのプロデュース公演およびハワード・パンターの『ロッキー・ホラー・カンパニー』のイギリス・ツアー公演が定期的に行われている。著名な出演者にはティム・マッキナリー、アンソニー・スチュワート・ヘッド、ロビン・カズンズ、ジェイソン・ドノヴァン、ジーナ・ベルマン(ジャネット役)、ジョナサン・ワイクス(フランク役)、エドワード・トゥダー・ポール(リフ役)、クレイグ・ファーガソン、エイドリアン・エドモンソン(ブラッド役)などがいる。
2007年7月14日、リチャード・オブライアンのロッキー・ホラー・ショー(Richard O'Brien's Rocky Horror Show )2006年-2007年ツアーが約18ヶ月の上演後サリー州ウォキングで終了した。クリストファー・ラスコムが演出し、デヴィッド・ベデラがフランク役を演じた。2006年7月22日、トラファルガー広場で行われた『ビッグ・ダンス』にツアー出演者がナレーター役のロジャー・ロイド=パック、脚本家のオブライアンと共に『The Time Warp 』を演じ、BBC Oneの『Dancing in the Street 』で放送された。2008年、デイヴィッド・ベデラはネイサン・アムジのプロデュースによりファースト・アルバム『The Dean St. Sessions 』をリリースし、ボーナス・ビデオとしてオブライアンとのデュエット『I'm Going Home 』を収録した。
2009年3月、秋からの開催に向けて新たなイギリス・ツアー公演の準備が始まった。2006年度のツアー公演の再演としてクリストファー・ラスコムが再度演出し、演出、照明、振付、衣裳、編曲に修正が加えられた。9月17日、ニュー・ウィンブルドン劇場で開幕し、2010年12月4日、エイルスバリー・ウォーターサイド劇場で閉幕した。
2009年9月から2010年7月、ツアー公演は一区切りし、夏休み時期は休演した。デイヴィッド・ベデラがフランク役を再演していた。2010年9月1日、ウォキングにあるニュー・ヴィクトリア劇場にて出演者が一部変更になって次の一区切りが上演された。イギリス・ツアー夏休み中、演出のラスコムと製作チームはアメリカ人、オーストラリア人、ニュージーランド人の新た な俳優、地元のセレブリティのナレーター役を加えたイギリス・ツアー出演者により韓国ソウル公演を製作した。8月から10月まで上演され、11月から12月はニュージーランド・ツアーに移行しオブライアンが珍しくナレーター役で登場して5週間上演された。
2012年–2013年、イギリス・ツアー
2012年12月、1年に亘る新たなイギリス・ツアー・プロダクションが開始し、上演40周年を祝った[20]。
クリストファー・ラスコムが再び演出し、オリヴァー・ソーントンがフランク役、2013年2月までITV1の『スーパースター』優勝者ベン・フォースターがブラッド役、2013年5月までドラマ『エマデイル』のロクサヌ・パレットがジャネット役、2013年3月まで『Xファクター』のリディアン・ロバーツがロッキー役に配役された。近年のプロダクションと違い、このツアー公演ではゲスト・ナレーター制を採用せず、フィリップ・フランクスが常時ナレーター役を務めた。
クリスチャン・ラヴァコムがリフ・ラフ役を再演し、アビゲイル・ジェイがマジェンタ/アシュレット役に配役され、セリス・ハインがコロンビア役を再演し、ジョエル・モンタギューがエディ/スコット博士役、マリア・コイン、クリストス・ダンテ、デイヴィッド・ゲイル、レイチェル・グランディがファントム役、アンドリュー・エイハンがスウィング役に配役された
40周年テレビ中継/2015年-2016年、イギリス・ツアー
2015年、40周年記念ツアーがロンドン・プレイハウス劇場から行われ、10月、ヨーロッパ中の多くの映画館およびBBCで中継された。ロンドン公演のみリチャード・オブライアンがナレーター役を務めた。開幕日、彼がステージに登場する計7回スタンディング・オヴェーションを受けた。その後のツアーは12月に開始することが発表された。
2014年–2015年、オーストラリア・ツアー
2014年1月、40周年を祝し、イギリス・プロダクションによる新たなオーストラリア・ツアーが開始した。イギリスでも同様のツアー公演を継続していたが、オーストラリア・ツアーではクレイグ・マクラクランが1992年オーストラリア公演以来フランク役を再演した。他にティム・マドレンがブラッド役、クリスティ・ウィレン・ブラウンがジャネット役、アシュリー・パイクがコロンビア役、エリカ・ヘイナッツがマジェンタ/アシュレット役、ニコラス・クリストがエディ/スコット博士、ブランデン・アーヴィンがロッキー役、トニー・ファレルがナレーター役に配役された。クリスチャン・ラヴァコムはイギリス・ツアーおよびニュージーランド・プロダクション以来リフ・ラフ役を再演した。ヴィンセント ・フーパー、ルイージ・ルセント、ミーガン・オシア、アンジェラ・シャンディ、ジェイムズ・マクスフィールドがファントム役を務めた。
2014年1月10日、ブリスベンにあるクイーンズランド・パフォーミング・アーツ・センターで初演され、2月9日まで上演された。
その後2月16日から3月9日までパースにあるクラウン・シアターで上演された。
3月20日のプレビュー公演を経て、3月21日から4月13日、アデレード・フェスティバル・センターで上演された。リチャード・オブライアンがナレーター役を務めた。
4月23日のプレビュー公演を経て、4月26日から6月22日、メルボルン・コメディ・シアターで上演された。
その後マクラクランがドラマ『The Doctor Blake Mysteries 』に出演することになり、スケジュールの問題により約1年休演し、2015年4月15日から6月7日、シドニー・リリック・シアターで上演された。他の出演者も入れ替えがあり、スティーブン・マヒーがブラッド役、エイミー・ルパマーがジャネット役、アンジェリク・キャシマティスがコロンビア役、ジェイド・ウェスタビーがマジェンタ/アシュレット役、バート・ニュートンがナレーター役となった。ダレン・タイラー、ドリュー・ウェストン、スザンヌ・スティールがファントム役となった。
6月12日からアンコール公演としてメルボルン・コメディ・シアターで再演し、好評につき数週間の追加公演を経て7月19日に閉幕した。1週間、オブライアンがナレーター役を担当した。
アメリカ・プロダクション
1980年、北米プロダクション
1980年、北米ツアー公演が行なわれた。フランク・グレゴリーがフランク役、マーシャ・ミツマンがジャネット役、フランク・ピアゴがブレッド役、ペンドルトン・ブラウンがリフ・ラフ役、ロレル・ブリナがマジェンタ/トリクシー役、C・J・クリットがコロンビア役、キム・ミルフォードがロッキー役、スティーヴ・リンカーンがナレーター役を務めた。
2000年、ブロードウェイ再演
2000年10月から2002年1月、サークル・イン・ザ・スクエア・シアターにてブロードウェイ再演が行なわれ、トム・ヒューイット(テレンス・マンに交代)がフランク役、アリス・リプリーがジャネット役、ジャロッド・エミックとルーク・ペリーがブラッド役、ラウル・エスパーザ(セバスチャン・バックと交代)がリフ・ラフ役、ジョーン・ジェット(アナ・ガスタイヤーと交代)がコロンビア/アシュレット役、リア・デラリア(ジェイソン・ウッテンと交代)がエディ/スコット博士役、ダフネ・ルービン=ヴェガがマジェンタ役を務めた。
2001年10月から2002年1月、ナレーター役は通常ディック・キャヴェット(キャヴェット休暇の1週間のみケイト・クリントン)が務めたが、ギルバート・ゴットフリード、サリー・ジェス・ラファエル、ロビン・リーチ、マジシャンのペン&テラー、『ニューヨーク・ポスト』紙のシンディ・アダムズ、MTVパーソナリティのデイヴ・ホームズ、トーク番組司会者ジェリー・スプリンガーなどセレブリティ・ゲストもナレーター役を務めることがあった。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件以降、他の作品の公演同様経済危機となり早期の閉幕が提案された。トニー賞において主演男優賞(トム・ヒューイット)、衣裳デザイン賞(デイヴィッド・C・ウーラード)、演出賞(クリストファー・アシュリー)、ミュージカル再演作品賞にノミネートされた。
ニュージーランド
2010年8月、2009年-2010年イギリス・ツアーを基にした新しいプロダクションが韓国ソウルで開幕し、ジュアン・ジャクソンがフランク役、クリスチャン・ラヴァコムがリフ・ラフ役に配役され、外国人出演者も参加した。7週間公演後、11月にニュージーランドのオークランド、ウェリントン、クライストチャーチで期間限定ツアー公演を行なった。オブライアンがナレーター役を務めた。12月のニュージーランド公演最終週、イギリス・ツアー終了直後にブラッド役のリチャード・ミーク、ジャネット役のヘイリー・フラハーティが駆け付けて出演した。
シンガポール
2009年-2010年イギリス・ツアーを基にし、2010年の韓国、ニュージーランド公演後、2012年1月、クリストファー・ラスコムのインターナショナル・ツアー・プロダクションがシンガポールのエスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイで閉幕した[21]。インターナショナル・キャストの他、地元の舞台および映画俳優Hossan Leong がナレーター役で出演し、イギリス・ツアーのマジェンタ/アシュレット役のカラ・レーン、ファントム役のダニエラ・ヴァルヴァノも参加した。1993年にシンガポールで上演された時は抑制気味であったが、この時は修正なしで上演された[22]。しかし2003年まで映画版は閲覧禁止であった[23]。
日本
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1975年および1976年、ロンドン・プロダクション(WALKING ELEPHANTS CO.,LTD ARRANGEMENT WITH MICHAEL WHITE PRESENTS)による来日公演が行なわれた。1986年以降日本プロダクションでも上演されている。
役名 | 1986年 | 1995年[24] | 1996年[25] | 1997年[26] | 1999年[27] | 2000年[28] | 2011年-2012年[29] | 2017年[30] | 2022年[31] |
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フランク・N・フルター | 藤木孝 | ROLLY | 古田新太 | ||||||
マジェンタ | 島田歌穂 | 宝ダイヤ | グリフィスちか | 上木彩矢 | フランク莉奈 | ||||
コロンビア | 北村岳子 | 宝ルビー | ニーコ | アヴちゃん (女王蜂) |
峯岸みなみ | ||||
ジャネット・ワイズ | 夏木マリ | 池田有希子 | 笹本玲奈 | ソニン | 昆夏美 | ||||
犯罪学者/ナレーター | 仲恭司 | 壌晴彦 | 細川俊之 | 瑳川哲朗 | 藤木孝 | ROLLY | 岡本健一 | ||
エディ | 中丸新将 | 橋本さとし | 安岡力也 | 小西教之 | ROLLY | 武田真治 | |||
エヴレット・V・スコット博士 | 右近健一 | ||||||||
ロッキー・ホラー | 押切英希 | ジェフ | スティーヴン・A・ヘインズ | 辛源 | 吉田メタル | 武田真治 | |||
ブラッド・メジャーズ | 桑名正博 | 川平慈英 | 曽我泰久 | 本田修司 | 中村倫也 | 小池徹平 | |||
リフ・ラフ | 今村ねずみ | 右近健一 | KONTA | 岡本健一 | ISSA (DA PUMP) | ||||
演出 | 竹邑類 | 吉川徹 | いのうえひでのり | 河原雅彦 |
- ^ Nation's Number One Essential Musical from a BBC website
- ^ Knapp, Raymond (2 March 2009). The American Musical and the Performance of Personal Identity. Princeton University Press. pp. 240'. ISBN 0-691-14105-3
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- ^ a b Quisling, Erik; Austin Williams (13 January 2004). Straight Whisky: A Living History of Sex, Drugs and Rock 'n' Roll. Taylor Trade Publishing. pp. 221–222. ISBN 978-1-56625-197-6
- ^ Flinn, Denny Martin (1 February 2006). Little Musicals for Little Theatres: A Reference Guide for Musicals That Don't Need Chandeliers or Helicopters to Succeed. Limelight Editions. p. 123. ISBN 0-87910-321-3
- ^ Goldberg, Michael Jay (May 2001). The Collectible '70s: A Price Guide to the Polyester Decade. Krause Publications. p. 198. ISBN 978-0-87341-986-4
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- ^ “Theater Review—The Rocky Horror Show”. I-S Magazine Online. 2003年10月14日閲覧。
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- ^ https://stage.parco.jp/web/program/000929/
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- ^ https://stage.parco.jp/web/program/001063/
- ^ https://stage.parco.jp/web/program/001066/
- ^ https://stage.parco.jp/web/program/rhs/
- ^ https://stage.parco.jp/web/program/rhs2017/
- ^ “ロッキー・ホラー・ショー”. PARCO STAGE -パルコステージ-. 2021年12月1日閲覧。
- ^ http://stage.parco-enta.com/fs/parcostage/PLS0311
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