プサルタリー プサルタリーの概要

プサルタリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/20 19:40 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

歴史

プサルタリー

元々は、「指で弾く」というギリシャ語「Psallein」から派生した言葉でハープを意味していた。

その後、「Psalterion」という名称で聖書、特に詩編に登場し、そのうち57編にはリラ伴奏で歌う賛歌の意味である「Psalmos」の名で表れ、プサルテリオンが詩編の伴奏楽器として用いられたと考えられている。

18世紀までにプサルテリオンは極めて異なった幾つかの楽器に派生していき、ハンマーで叩く打楽器は「ダルシマー」となり、鍵盤機構をつけた鍵盤楽器は「ハープシコード」となった。

20世紀になりプサルテリオンは古い音楽の演奏のために復活し、ドイツ1930年代にエトガル・シュターマーによって弓で弾くさまざまな大きさのプサルテリオンが考案され、現在に至る。

脚注


  1. ^ 本来の英語の発音はサルタリーまたはサルテリー。その他プサルテリー、プサルテリウム、プサルタとも呼ばれる。


「プサルタリー」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「プサルタリー」の関連用語

プサルタリーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



プサルタリーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのプサルタリー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS