バシリウス・ベスラーとは? わかりやすく解説

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バシリウス・ベスラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/27 20:58 UTC 版)

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Basilius Beslerの1613年頃の肖像画

バシリウス・ベスラーまたはバジル・ベスラー(Basilius Besler または Basil Besler、1561年2月13日 - 1629年3月13日)はドイツ薬剤師植物学者、植物画家である。ドイツ、アイヒシュテットの司教で植物愛好家の、ヨハン・コンラート(Johann Konrad von Gemmingen)が造った庭園で栽培された植物を詳細に描いた『アイヒシュテット庭園植物誌』(Hortus Eystettensis)の植物画を描き、出版したことで知られる。

生涯

ニュルンベルクで生まれた。ニュルンベルクで薬局、„Zum Marienbild“を経営し、自らも庭園と博物学コレクションを作った。1597年にアイヒシュテットの司教、ヨハン・コンラートはヴィリバルツブルクに、1haほどの広さで、8つのテラスが作られた庭園を造った。ウィーンの屋敷に、庭園を作った植物学者のヨアヒム・カメラリウス(Joachim Camerarius)、ルートヴィヒ・ユンガーマン(Ludwig Jungermann)やカロルス・クルシウス(Carolus Clusius)らが協力した。このアイヒシュテット庭園はすぐに有名になった。

『アイヒシュテット庭園植物誌』はベスラーによって出版された。850ページの本で1084の植物が記述され、ベスラーの描いた367点の版画がつけられた最も初期の銅版よる大型本の一つである。1640年と1713年の2度出版された。1668年には日本にも輸入されている[1]

シャルル・プリュミエによってイワタバコ科の植物、Besleriaに献名されている。

参考資料

『アイヒシュテット庭園植物誌』の図版




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