ドグマ (アダルトビデオ) 概要

ドグマ (アダルトビデオ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/27 17:43 UTC 版)

概要

2001年ソフト・オン・デマンドの看板監督だったTOHJIRO (伊藤裕一) が設立したディレクターズメーカー。設立当初はTOHJIRO、溜池ゴロー二村ヒトシと専属女優の森下くるみが所属(溜池ゴローは後に独立)。堤さやか桃井望樹若菜らを輩出したメーカーとしても知られる。TOHJIRO監督などによる拘束椅子シリーズや、二村ヒトシ監督のふたなり系シリーズなどが人気。多様な作品をリリースしているが、TOHJIROの作風が際立つこともあり、一般的にはSM、緊縛系メーカーとして知られている。

2021年現在、所属している監督はTOHJIRO、TENUN、ノーマルKIM太田みぎわ、ひでき、FK2、◆ など。二村ヒトシ2008年に専属監督を離れた。

また、若手監督陣による「ヌーベルバーグ」(ノーマルKIM、もらしやデンポー、浪花乱交、侍・ヴァン)レーベルや、ばば☆ザ☆ばびぃ、カンパニー松尾など社外監督による作品による「ドグマアウト」レーベルがある。他オリジナルレーベル多数。

公式サイト(PC)(携帯)では通信販売やダウンロード販売なども行い[1]、2007年からは英語韓国語による海外販売にも対応している[1]。また、監督陣や専属女優、所属スタッフなどによる日記やブログ、BBSなども公開されており、ファンによる書き込みも絶えない(BBSはのちに閉鎖)。スタッフブログでは監督以外のスタッフによる日々の撮影の様子や独り言など、AVメーカーの内情を垣間見ることが出来る。

東京六本木の自社ビルには専用の編集室・衣装室・スタジオスペースまでもがある。また、専属の広報・経理・美術部までおり、一AVメーカーとしては異例。これらの活動の一部分も公式サイト内で見ることができる。

“Dogma”(ドグマ)とはドイツ語で「こだわり」の意味で、言葉の響きをTOHJIRO監督が気に入りレーベル名に即決した。また、各宗教・宗派独自の教理・教義・教条という意味もあり、むしろその意味で認知されている面もある。


  1. ^ a b ドグマのホームページがリニューアル! - WEBスナイパー”. sniper.jp (2007年4月9日). 2020年11月29日閲覧。
  2. ^ AVグランプリ2009 結果発表”. DMM. 2013年7月8日閲覧。





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