デジャンテ・マレー
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来歴
学生時代
地元シアトルのレイニアー・ビーチ高校時代は、ワシントン州の最優秀選手に選ばれた[4]。 ワシントン大学でも1年生時に平均16.1得点4アシストを記録し、Pac-12のセカンドチームに選出された[5]。大学に1年間だけ所属した後、2016年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明[6]。
サンアントニオ・スパーズ
ドラフト1巡目29位でサンアントニオ・スパーズから指名され、2016年のNBAサマーリーグに参加し[7]、7月14日ルーキースケール契約を結んだ[8].[9]。
2016-17シーズン
2016-17シーズンの2016年10月29日、シーズン3戦目となったニューオーリンズ・ペリカンズ戦でデビューを果たし、2リバウンド、1アシストを記録した。[10]。12月23日、ポートランド・トレイルブレイザーズ戦でキャリアハイとなる9得点を上げた[10]。2017年1月12日、ロサンゼルス・レイカーズ戦で10得点を記録しキャリアハイを更新した[11]。シーズン前半は、Dリーグのオースティン・スパーズに数回アサインされ実戦経験を積んだ[12]。2017年1月19日、ホームでのデンバー・ナゲッツ戦でパーカーの故障に伴い先発として出場し、キャリアハイとなる24得点を記録した[13]。2017年3月、左足鼠径部を痛め、3月20日からシーズン終盤戦を離脱したが[14]、4月12日のレギュラーシーズン最終戦となったユタ・ジャズ戦で復帰を果たし、プレーオフでは、4月20日のファーストラウンド第3戦のメンフィス・グリズリーズ戦で初出場し、4得点、1アシスト、3リバウンドを記録した[15]。2017年5月5日のカンファレンス準決勝、対ヒューストン・ロケッツ第2戦で、トニー・パーカーが、左足の重い負傷によりシーズン離脱となり、 第3戦よりポイントガードの先発としての重責を担うこととなった[16]。14分出場で2得点を記録するに留まったが、チームは103対92で勝利し、シリーズを2勝1敗とした[17]。ゲーム6の勝利では、11得点、10リバウンド、5つのアシスト記録し、デビッド・ロビンソン、ティム・ダンカン、カワイ・レナードに続き、プレーオフで得点とリバウンドのダブル・ダブルを記録したスパーズで4番目の新人になった[18]。この勝利で西カンファレンスファイナルに進んだが、ゴールデンステート・ウォリアーズに敗れた。
2017-18シーズン
2017-18シーズンの2017年10月18日の開幕戦で、昨シーズンの負傷からリハビリ中のトニー・パーカーに代わり先発として出場し、16得点、5リバウンド、2アシストを記録、ミネソタ・ティンバーウルブズに対し107-99で勝利した[19]。5日後のトロント・ラプターズ戦で、16得点、15リバウンドを記録した。ガードの15リバウンドは、スパーズでは、マヌ・ジノビリが2008年に記録して以来であった[20]。2018年1月21日、グレッグ・ポポヴィッチヘッドコーチの決断で、長年ポイントガードの先発を務めてきたトニー・パーカーを控えに置き、マレーを先発に起用することが発表され、インディアナ・ペイサーズ戦で8得点、7リバウンド、4アシスト、4ターンオーバーの成績を残した[21]。2日後のクリーブランド・キャバリアーズ戦では、19得点、10リバウンド、7スティールと攻守に活躍し114–102での勝利に貢献した[22]。30分以下の出場時間で19得点、10リバウンド、7スティールを記録したのは、1987年に、ラファイエット・リーバーが28分出場で21得点、13リバウンド、8スティールを記録して以来の記録となった[23]。このシーズンは81試合(48先発)に平均21.5分の出場で、8.1得点・5.7リバウンド・2.9アシスト・1.2スティールなどを記録した。2018年5月、NBAオールディフェンシブチーム(2nd)に選出された[24]。
2018-19シーズン
2018-19シーズン開幕前の2018年10月7日、ヒューストン・ロケッツとのプレシーズンゲームで、ジェームズ・ハーデンに向かってドライブの後、レイアップシュートの際に右膝の前十字靭帯断裂によりシーズン全休が決定した[25][26]。
2019-20シーズン
2019-20シーズン開幕前の2019年10月にスパーズと4年6400万ドルの延長契約を結んだ[27]。このシーズンは66試合(58先発)に平均25.6分の出場で、10.9得点・5.8リバウンド・4.1アシスト・1.7スティールなどを記録した。
2020-21シーズン
2020-21シーズン、12月26日のトロント・ラプターズ戦で11得点・10リバウンド・10アシストで自身初のトリプルダブルを記録した[28]。2021年2月8日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦で27得点・10リバウンド・キャリアハイの8スティールを記録し、スパーズは105-100で勝利した[29][30]。
2021-22シーズン
2021-22シーズン 2021年10月25日のロサンゼルス・レイカーズ戦で、スパーズ史上初の20得点12リバウンド15アシストを記録し[31]、前シーズンに21得点15リバウンド12アシストを記録して以来となる5回目のトリプル・ダブルを達成し、ティム・ダンカンのフランチャイズ記録であった4回を超えた[32][33]。しかし試合は延長戦の末121-125で敗れた。2022年2月7日、ドレイモンド・グリーンの負傷に伴い、NBAオールスターに選出され[34]、27分出場し、17得点、5リバウンド、5アシスト、1ブロックを記録した。
アトランタ・ホークス
2022年6月30日にダニーロ・ガリナリ、3つのドラフト1巡目指名権、1つの1巡目指名交換権とのトレードで、ジョック・ランデールと共にアトランタ・ホークスへ移籍した[35]。
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- ^ [1]
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- ^ “デジャンテ・マレーがスパーズ史上初の1試合20得点10リバウンド15アシスト超えを達成!”. バスケットボールキング (2021年10月27日). 2021年10月27日閲覧。
- ^ “Dejounte Murray”. basketball-reference.com (2021年10月28日). 2021年10月28日閲覧。
- ^ “Triple-Double”. basketball-reference.com (2021年10月28日). 2021年10月28日閲覧。
- ^ “DEJOUNTE MURRAY SELECTED TO 2022 NBA ALL-STAR GAME” (英語). San Antonio Spurs. 2022年2月8日閲覧。
- ^ “Hawks Acquire All-Star Guard Dejounte Murray” (英語). www.nba.com. 2022年6月30日閲覧。
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