ゼットン 過去の映像を流用しての登場

ゼットン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/11 05:52 UTC 版)

過去の映像を流用しての登場

いずれも映像はそれぞれの初登場作品の流用。

ウルトラマンタロウ
第40話で回想シーンの35大怪獣・宇宙人の1体として登場(鳴き声はステゴンに変更されている)。
ウルトラマン怪獣大決戦
冒頭で新マンと2代目の戦いが紹介される。
ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団
ウルトラマンを倒した後、描写はないがゾフィーに倒されたことになっている。
甦れ!ウルトラマン
冒頭でウルトラマンを倒すがイデの新兵器で倒された後、ウルトラマンが分身して戦っているころに科学隊本部を襲撃し、ウルトラマンと再び戦い苦戦させるが、イデ隊員のスタミナカプセルでカラータイマーが青に回復したウルトラマンの、マリンスペシウム光線で倒される(映像自体はいずれも無重力弾で倒されるシーンの流用)。
ウルトラ怪獣大図鑑
第153話「必殺技にもびくともしない怪獣たち」、第172話「科学特捜隊が倒した怪獣たち」で紹介された。
ウルトラマンボーイのウルころ
「先輩のリベンジだ!の巻」で2代目の戦いが紹介された。
大決戦!超ウルトラ8兄弟
ハヤタの回想シーンで登場。

その他

ウルトラシリーズ

  • ウルトラマンタロウ』放送中の児童誌(『小学三年生』1973年12月号)によると、「怪獣軍団」(児童誌上の設定で存在した侵略宇宙人の集団)はタロウと戦う再生・改造怪獣の1体として最初にゼットンを候補に挙げたが、「新マンに負けているから」という理由で外したという[要ページ番号]
  • ウルトラマンレオ』第9話では、遊園地の怪獣軍団ショーの1体としてゼットンの着ぐるみが登場する[127][128]
  • 映画『新世紀2003ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE』では、ウルトラマンキングの誕生日を怪獣たちと共に祝福する。
  • 2006年に行われた「ウルトラマン生誕40周年忘れられない怪獣・宇宙人アンケート」では、1位に選ばれた。
  • プロバスケットボールbjリーグと円谷プロダクションのコラボ企画として開催された、ウルトラ怪獣を各チームのマスコットキャラクターとしてチームに加える「ウルトラ怪獣ドラフト2010」では、ノミネート怪獣として候補に挙がり、仙台89ERSからドラフト指名された[129]
  • 『ウルトラマンゼロ&オールスターウルトラマン超絶!ウルトラリーグ』(『てれびくん』2011年6月号掲載分)では怪獣軍団の1体としてウルティメイトフォースゼロを襲うが、助けに現れたウルトラマンネクサス(ジュネッスブルー)のオーバーアローレイシュトロームに敗れる。
  • ウルトラマンギンガ』第1話では、ダークスパークウォーズのイメージシーンでウルトラマンと戦いを繰り広げるが、ダークスパークの力によって他の怪獣やウルトラ戦士もろともスパークドールズに変えられるシーンがある。
  • ウルトラマンR/B』第17話では、アサヒの友人えりながハロウィンの仮装としてゼットンのコスチュームを着用[130]。衣裳はキッズ向けのイベント用のもの[131]
  • データカードダス『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』では、プラズマソウルを取りこんだプラズマ怪獣として2弾から登場し、ボス怪獣を務める。
  • マイポケットとウルトラマンのコラボレーション企画『地球のデータを救え! ウルトラマイポケット』第2話「愕然!バックアップしてなかった!編」(2013年12月4日公開)では、ある女性の家に現れてノートパソコンを破壊するが、バリアーを出す直前にウルトラマンの八つ裂き光輪で倒される。
  • 2022年に開催されたステージイベント『ウルトラヒーローズEXPO2022 サマーフェスティバル』では、上記のスフィアを取り込んだハイパーゼットンとは逆にスフィアに取り込まれたスフィア合成獣であるスフィアゼットンが同じくスフィア合成獣であるスフィアエレキングと共に登場し、ウルトラマンデッカーと交戦する[132]
  • 『ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP』で擬人化された。『ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code』に登場。
  • 『ウルトラ怪獣擬人化計画』では、『電撃G's magazine』2014年3月号(第4回)に、怪獣の黒色と発光体を意識したオーバーニーソックスに、怪獣の角に人間との2組の眼を持つゼットンさん(イラスト:大熊猫介)が掲載され、同年3月25日には彼女をプリントしたTシャツが発売された。また、同年同月号の『電撃ホビーマガジン』にはゼットン星人も掲載された。
    • 派生漫画『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』では、ゴモラやベムスターのクラスメイトで、ゼットン星人の妹[133]。ジト目が特徴。無口かつ感情表現が貧しく、ゼットン星人による溺愛に対しては冷たい(ただし、ゼットン星人は照れていると勘違いしている)が、根は優しい性格で、面倒見もいいしっかり者。ぶっ飛んだキャラクターが多い本作品の中では常識的な人物だが、自分の好きなことがあると盲目的になることがあり、ガマちゃんグッズを集めたり、温泉旅行の際に姉を無理矢理卓球に突き合わせた。誰に対しても丁寧口調でしゃべる。家ではゼットン星人と2人暮らしで、家事を基本的に担っている。原典のゼットン同様バリヤーやテレポーテーションが可能だが、普段から使わないために本人は使い方を忘れている。1兆度の火球も出すことも可能で、「試し打ち」による連続発射で前方一帯を焦土と化すほどの威力である。
    • アニメ『怪獣娘(かいじゅうがーるず) 〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』では、ゼットンの魂を受け継いだ怪獣娘として登場する。声優は加藤英美里
  • 漫画『酩酊!怪獣酒場』では怪獣酒場江幸田支店のスタッフ(厨房)。女好きだがシャイで女性を直視できない。元不良。母親も登場している。
    • テレビアニメ『SSSS.GRIDMAN』第2話では、新条アカネの部屋の棚にパワードゼットンのフィギュアが、第3話では初代ゼットンのフィギュアがそれぞれ飾られている[134][135]。後者はグリッドマンが敗北するという展開から、ウルトラマンを倒した怪獣でまとめられている[134][135]
  • ゼットンを基にしたキャラクター
    • 『ウルトラQ』と『ウルトラマン』の間の出来事を描いた円谷プロ公認のPCゲーム『ウルトラ作戦 科特隊出動せよ!』最終話「首都警戒命令」に登場する宇宙鳥獣エックスは、名前がアルファベット、登場するのが最終話など、ゼットンをモチーフに制作された[136]
    • 映画『ウルトラマンゼアス2 超人大戦・光と影』では直接は登場しないが、ウルトラマンシャドーを迎え撃つ際に初代ウルトラマンのカラータイマーを波状光線で破壊したことが語られる。これを元にした6000万アンペアの電流と2500万ガウスの電磁を交錯させることで再現した「ゼットン光線砲」が製作され、シャドーのタイマーを破壊すべくMydoの戦闘母艦スカイシャークに装備される。

CM

  • 1995年の出光石油のCMでは、ベンゼン星人が率いる怪獣軍団の1体として、神秘のエネルギーを護るウルトラマンゼアスを襲撃する。
  • ウルトラマングッズの専門店「ウルトラマンワールドM78(ウルトラマンスタジアムの前身)」のCMでは、バルタン星人やピグモンと共に店を訪れている。
  • 「ぱちんこウルトラマン」のCMでは、バルタン星人をはじめとする宇宙人たちに操られ、町を破壊している。
  • 2009年のHONDAステップワゴン スパーダ」のCMでは、スパーダを恐れて他の怪獣と共に道を空ける役で出演している。

外部出演

  • テレビドラマ『青が散る』(TBS、1983年)では、「ウルトラマン80対ゼットンの特撮カットの撮影」といった劇中劇シーンがある。
  • バラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ、2009年12月5日放送分)では、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』への出演オーディションに他の怪獣たちと共に参加した。加藤浩次からは初代ウルトラマンを倒した功績から「ゼットン師匠」と呼ばれ、尊敬されているが「アラシ隊員のペンシル爆弾で倒された」ことまで触れられており、先述の功績がナレーションと共に流用映像で紹介されている。プレッシャー星人に対しては特に快く思っていない様子を見せており、ゴール直前の球乗りの球に足をかけて邪魔するなど、怪獣の中で最も嫌がらせを行った。その後、キングジョーブラックとの球乗り対決では仕返しされて背中を強打したうえ、キングジョーブラックの方も玉から落ちたために引き分けとなり、プレッシャー星人と不正行為をしたかしないかで揉めることになった。この様子に怒ったムサシ役の杉浦太陽に「静かにしないと光線を打つ」と注意されたことで不合格になると危惧したため、ウルトラ戦士が審査に来てからのアピールタイムではウルトラの父の肩を揉んでごまをする行動をとり、ナレーターや出演者も「あのゼットンが」と驚いた。それでも最後に全員で「ウルトラー」(「スリラー」の動きをアレンジ)を踊り、プレッシャー星人ともすっかり打ち解けた。
  • テレビドラマ『予備校ブギ』最終回では、ヒーローショーを終えたゼットンが上条茂樹(緒形直人)に襲いかかる。ゼットンの中身は橘薫(織田裕二)である。その後、薫はゼットンの姿で茂樹たちの入試会場へ激励に現れる。
  • テレビアニメ『はいたい七葉』第20話では、「ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP」で擬人化されたものが登場する。声の出演は喜多丘千陽
  • バラエティ番組『ラヴィット!』(TBS、2023年7月10日放送分)では、「ウルトラマンの日」当日を記念しての特集中、ウルトラマンのファンで知られる那須雄登美 少年)のもとへ襲来し、彼のSOSに応えて出現した初代ウルトラマンを肉弾戦で劣勢に追い込むが、那須らスタジオ出演者たちの声援に再起した初代ウルトラマンにスペシウム光線で倒される[137][注釈 11]

ゼットンに関連する力を持つ戦士・怪獣

  • ウルトラマンX - ゼットンアーマーというサイバーゼットンの能力を持つモンスアーマーを使用。また、他のモンスアーマーと能力を統合したハイブリッドアーマーも登場。
  • ベリュドラ - ゼットンを含む多数の怪獣で構成されている。
  • ゼッパンドン - ゼットンとパンドンを融合させた怪獣。
  • ペダニウムゼットン - キングジョーと能力をあわせたベリアル融合獣。

注釈

  1. ^ ウルトラ怪獣大百科』では、ナレーターが「穴の開いている両目はほとんど見えないが、その代わりに頭に生えているゼットン角がレーダーの役目をしている」と説明している。
  2. ^ 資料によっては光波バリヤー[15]電磁バリア[16][19]ゼットンバリア[20]と記述している。
  3. ^ 本編映像では両腕と胸部でスペシウム光線を受け止め、光線も弱まっていくように描写されているものの、吸収しているという明確な描写はない。また、波状光線の1発目を発射した後に新たな光線を吸収せず2発目を発射しており、吸収して撃ち返すという設定は明確には描写されていない[21]。書籍『ウルトラマン大辞典』(中経出版)におけるゼットンの説明[14]では、『ウルトラマン』に登場した個体にはこの能力の説明書きがないのに対し、『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』の場合は能力として「スペシウム光線を吸収して発射する」とある。
  4. ^ 『デジタル大辞泉プラス』(小学館)では、防御力も初代より高いとされている[38]
  5. ^ 資料によっては火炎弾[14]と記述している。
  6. ^ 書籍『ウルトラマン大辞典』では破壊弾と記述している[14]
  7. ^ 物理学用語で高次元宇宙を指し[87]グラビティプレーン (Gravitybrane) とも称される。詳細はランドール・サンドラム模型を参照。
  8. ^ ゲーム版と異なり、通常のゼットン同様顔から放つ。
  9. ^ 『ウルトラマンサーガ』メモリアルBOXの絵コンテ集によると、翼を失うとバリアー展開能力・瞬間移動能力が失われるという設定になっている。
  10. ^ ツングースカ大爆発をモデルとしている[116]
  11. ^ これにより、当日のTwitterでは「ゼットン」がトレンド入りを果たしている[138]

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