サンバーナーディーノ銃乱射事件 関連する逮捕とその後

サンバーナーディーノ銃乱射事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/22 01:09 UTC 版)

関連する逮捕とその後

FBIは12月17日に、サイードの友人であるエンリケ・マルケスを別の襲撃事件計画とサイード、タシュフィーン両容疑者への武器供与などの容疑で逮捕し起訴した[13][14]。起訴後、マルケスは司法取引に応じ、サイードらへの武器提供疑惑と銃器購入に関する偽証とを認めることと引き換えに、偽装結婚あっせんの容疑を免除された[15]。2018年6月現在、判決公判は延期されており、宣告刑の言い渡し予定日は定まっていない[16]

対応

オバマ大統領の演説

バラク・オバマ大統領は、12月6日の夜の演説にて、本事件がISILに触発された事件であること、テロの性質の変化などに触れ、そしてテロ容疑者による武器入手を困難にする施策や、殺傷力の高い銃の禁止するなど銃規制を呼びかけた[17]。また、自国のイスラム教徒に偏見や差別を行わないよう国民に呼びかけている。

FBIの声明

FBIはサイードがアメリカでテロの捜査対象となった人物と電話でやりとりをしていたことを明らかにし、この事件をテロ事件として捜査するとしている[12]

関連項目


  1. ^ San Bernardino shooting: Several dead; police seek 1 to 3 suspects”. CNN. 2015年12月2日閲覧。
  2. ^ 米乱射で14人死亡、容疑者の男女射殺 FBI「テロ排除せず」”. ロイター (2015年12月3日). 2015年12月3日閲覧。
  3. ^ Daly, Michael (2015年12月4日). “San Bernardino: The Most Twisted Terrorist Plot Yet”. The Daily Beast. 2015年12月4日閲覧。
  4. ^ 14 people killed in shooting at Inland Regional Center in San Bernardino”. ABC7 Los Angeles. 2015年12月3日閲覧。
  5. ^ San Bernardino County Sheriff's Department [@sbcountysheriff] (2015年12月2日). "Update: an officer working the #ActiveShooter was struck non life threatening injuries #SanBernardino". X(旧Twitter)より。 {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)
  6. ^ Soley-Cerro, Ashley; Kuzj, Steve; Pamer, Melissa. “Majority of San Bernardino Shooters' Victims Were County Employees: Police Chief”. KTLA. http://ktla.com/2015/12/03/san-bernardino-shooting-suspects-were-reportedly-married-motive-sought/ 
  7. ^ a b “容疑者は「敬虔なイスラム教徒」「おとなしくて礼儀正しい」”. 産経新聞. (2015年12月3日). http://www.sankei.com/world/news/151203/wor1512030044-n1.html 
  8. ^ “FBI、米銃乱射「テロ」として捜査=「イスラム国」に触発、独自に犯行か”. 時事通信. (2015年12月5日). http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015120500047 
  9. ^ “容疑者、ユダヤ人同僚と議論 事件前イスラム教巡り”. 毎日新聞. (2015年12月5日). http://mainichi.jp/articles/20151205/ddm/007/030/137000c 
  10. ^ a b c “マリク容疑者、進学後イスラム傾倒”. 毎日新聞. (2015年12月6日). https://mainichi.jp/articles/20151207/k00/00m/030/060000c 
  11. ^ [1] アメーバニュース[リンク切れ]
  12. ^ a b c [2] NHK[リンク切れ]
  13. ^ “米カリフォルニアの銃乱射テロ、容疑者の友人を逮捕”. CNN. (2015年12月18日). https://www.cnn.co.jp/usa/35075155.html 2019年8月22日閲覧。 
  14. ^ “米カリフォルニア銃撃犯の友人を訴追”. BBC. (2015年12月18日). https://www.bbc.com/japanese/35129230 2019年8月22日閲覧。 
  15. ^ “Father of San Bernardino terror victim condemns plea agreement for gunman’s friend”. Los Angeles Times. (2017年2月16日). https://www.latimes.com/local/lanow/la-me-ln-sb-terror-plea-20170216-story.html 2019年8月22日閲覧。 
  16. ^ “Sentencing for friend who supplied rifles to San Bernardino terrorists is postponed”. The Sun. (2018年6月26日). https://www.sbsun.com/2018/06/26/sentencing-for-friend-who-supplied-rifles-to-san-bernardino-terrorists-is-postponed/ 2019年8月22日閲覧。 
  17. ^ “銃乱射事件受けた大統領演説、5つのポイント”. ウォール・ストリート・ジャーナル. (2015年12月7日). http://jp.wsj.com/articles/SB12063707009372514535404581401170326247698 


「サンバーナーディーノ銃乱射事件」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「サンバーナーディーノ銃乱射事件」の関連用語











サンバーナーディーノ銃乱射事件のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



サンバーナーディーノ銃乱射事件のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのサンバーナーディーノ銃乱射事件 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS