グラディウスIV -復活-
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/01 05:45 UTC 版)
ジャンル | シューティングゲーム |
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対応機種 | アーケード |
開発元 |
コナミ (現・コナミアミューズメント) |
発売元 | コナミ |
プロデューサー | 町口浩康 |
ディレクター | 芦田裕行 |
プログラマー | KEN MIDORIKAWA |
音楽 |
上高治己 渡辺篤紀 |
美術 |
養老乃介 DAISUKE CHIBA AYUMU HASEGAWA NAOKI MORITA 芦田裕行 HIROMICHI IWASHITA |
シリーズ | グラディウスシリーズ |
人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
メディア | 業務用基板 |
稼働時期 | 1999年2月4日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
システム基板 | HORNET |
2000年にはPlayStation 2専用ソフトとして『グラディウスIII -伝説から神話へ-』と一緒に『グラディウスIII&IV -復活の神話-』として移植されている(後に廉価版としてKONAMI The Best版、コナミ殿堂セレクション版も発売)。また、2006年にはPlayStation Portable用ソフト『グラディウス ポータブル』にも収録された。
概要
一度は完結した『III』以来、グラディウスシリーズの本流としては約10年振りのリリースとなったのが本作であり、副題にある通り、文字通りの「復活」を果たした。従来のグラディウスシリーズより、ビックバイパーの当り判定となる範囲が狭くなっているので、安定プレイよりも自由度の高いゲームとなっている[1]。
グラフィック面では、横スクロールのグラディウスシリーズとしては初のフルポリゴン描画を行っている。ステージ構成は全体的に『グラディウスII -GOFERの野望-』とかなり類似している。これは開発者も認めており「結果としてグラディウスファンに配慮した形になった」と述べている[2]。またモニターへの画像出力が24kHzにも対応した事により、縦方向の描画の密度が増している。モーフィングのように変化するボスや、上下に波打つ地形のステージなど、新しい試みが取り入れられている。[3]
ゲーム中の一部の場面ではランダム要素の多さからクリアに運が絡んでくることがあり、バグや永久パターンの存在も発覚している。開発者は「簡単なパターンゲームにはしたくない」という意図があったとしている[4]。
またシリーズ通して初めて1000万点の桁が存在せず、999万9900点でカウンターストップ(以下、カンスト)する(コンティニューありの設定であれば、コンティニュー回数がスコアにカウントされるため999万9999点まで可能)。初めてカンストが確認されたのは6番装備だった。
BGMは渡辺篤紀("Atsuki"名義)が作曲している。またサウンド出力はグラディウスを名乗るAC版では初のステレオ対応となる。
ストーリー
人々の記憶からはすでに遠い過去のこと。破壊惑星"バクテリアン"の名は忘れ去られようとしていた。惑星グラディウスは復興し、平和があたりまえの世になった。しかし、悪夢はふたたび訪れた。突如出現した圧倒的戦力の前に、グラディウス防衛軍は降伏寸前となる。そのときグラディウスの空に、1機の白い機体の飛び立つ姿があった。[3]
- 1 グラディウスIV -復活-とは
- 2 グラディウスIV -復活-の概要
- 3 ゲーム内容
- 4 他機種版
- 5 参考文献
- 6 外部リンク
固有名詞の分類
プレイステーション2用ソフト |
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グラディウスシリーズ |
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