エアポートウォーク名古屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/09 07:26 UTC 版)
概要
1999年(平成11年)4月9日に開業し、2005年(平成17年)2月16日に中部国際空港の開港に伴い閉鎖された旧・名古屋(小牧)空港国際線ターミナルビルを活用するため、名古屋空港ビルディングが設置主体となり、ユニー株式会社が開発主体となって竹中工務店が改装・建設したショッピングセンター。
県営名古屋空港とは完全に分かれており、両施設が接する場所はフェンスで仕切られている。また、臨時駐車場の一部はかつてのエプロン(駐機場)の一部である。
SC名称は、かつて空港ターミナルビルであった記憶を大切にすべきとのことから、「エアポートウォーク名古屋」と名付けられた[1]。
建物は全5階層の店舗4階層で、南側の1階・2階はアピタ名古屋空港店の売場が占める。他の部分は専門店が占めるが、特徴的なのは、3階西側のフードコートとアミューズメントパークでチェックインカウンターの名残を残したまま再利用し、4階部まで吹き抜けになっている。また、5階は空港ターミナルの名残でそのまま展望デッキの「スカイラウンジ&スカイビューデッキ」となっている。また、空港当時のオブジェとしてフライトスケジュールボードが残されている。
南東側には新置された建物にシネマコンプレックス「ミッドランドシネマ名古屋空港」が入居しており、2階南東側の連絡通路(搭乗口を再活用)から往来できる。さらに、2017年(平成29年)に愛知県が隣接地に航空展示施設「あいち航空ミュージアム」を設け、2階北東側の連絡通路から往来できる。
空港に近いという強みを生かし 実機の展示(ヘリコプター)、遊覧飛行等、航空の各種イベントを頻繁に行っており、当地でしか作れない独自色を前面に出した営業を行う一例として、インフォメーションのスタッフのユニフォームを飛行機の客室乗務員風にアレンジしている。
固有名詞の分類
中部地方のショッピングセンター |
アピタ松阪三雲 アピタタウン稲沢 エアポートウォーク名古屋 サンマルシェ ピアーレ |
愛知県のショッピングセンター |
アル・プラザ小牧 ザ・モール春日井 エアポートウォーク名古屋 サンマルシェ ピアーレ |
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