あひるの手紙 あひるの手紙の概要

あひるの手紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/06 05:00 UTC 版)

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あひるの手紙
The “DUCK” letter
著者 朽木祥
イラスト ささめやゆき
発行日 2014年3月30日
発行元 佼成出版社
ジャンル 児童文学
日本
言語 日本語
形態 A5判上製本
ページ数 64
公式サイト あひるの手紙 佼成出版社
コード ISBN 978-4-333-02644-9
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概要

2014年3月30日、佼成出版社より「おはなしみーつけた!シリーズ」の1作として刊行された[2]。絵は、ささめやゆきによる。装丁は、津久井香乃古(エジソン)による[4]

2015年4月、日本児童文学者協会が主催する第55回日本児童文学者協会賞を受賞する[5][6][7]。2016年、ドイツのミュンヘン国際児童図書館 (de:Internationale Jugendbibliothek) が発行する国際推薦児童図書目録、ホワイト・レイブンズ (The White Ravens) に選定されている[1]

本作は、広島にある小学校に実際に届けられた手紙にまつわるエピソードをもとに執筆された[4][8]

あらすじ

ある年の春のつつじの花が咲いた頃に、ほんまち小学校に不思議な手紙が送付されてくる。手紙は、1年生のみんなに宛てられており、差出人は「たなかけんいち」となっていた。封筒に入っていた便箋には、「あひる」のたった3文字だけしか記されていなかった。1年生のみんなは、どのような返事を書けば良いか、一生懸命に考える。やがて、1人の児童が名案を思い付く。

主な登場人物

よしえ
教師。
ようこ
児童。
みどり
児童。
たいち
児童。

評価

ホワイト・レイブンズのウェブサイトには、「魅力的なイラストが、人の心を動かす物語にとてもよく合っている。子どもたちとけんいちによって記され、描かれた手紙のイラストは、特に魅惑的である」(“The charming illustrations match the touching story very well. The illustrations of the letters written and drawn by the children and Kenichi are especially captivating.”) [1]との評価が掲載されている。

脚注

[脚注の使い方]

参考文献


  1. ^ a b c Ahiru no tegami - Kutsuki, Shō”. ミュンヘン国際児童図書館. 2019年7月6日閲覧。
  2. ^ a b あひるの手紙”. 佼成出版社. 2019年7月6日閲覧。
  3. ^ あひるの手紙 デジタル大辞泉プラスの解説”. コトバンク. 2019年7月6日閲覧。
  4. ^ a b 『あひるの手紙』 2014.
  5. ^ 2015年主要児童文学賞受賞作家・作品リスト(国内)”. 国立国会図書館. 2019年7月6日閲覧。
  6. ^ 2015年度 協会文学賞作品”. 日本児童文学者協会. 2019年7月6日閲覧。
  7. ^ 主な受賞歴”. 佼成出版社. 2019年7月7日閲覧。
  8. ^ 朽木祥 [@skuzki] (2018年7月25日). "2018年7月25日のツイート" (ツイート). Twitterより2019年7月6日閲覧


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