分解能
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分解能(ぶんかいのう、Optical resolution)は、装置などで対象を測定または識別できる能力。顕微鏡、望遠鏡、回折格子などにおける能力の指標のひとつである。
- ^ 第3回】顕微鏡の能力 その1 〜分解能と倍率〜 オリンパス
- ^ 分解能と開口数 光学顕微鏡の基礎 日本顕微鏡工業会
空間分解能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/13 06:13 UTC 版)
「MRマイクロスコピー」の記事における「空間分解能」の解説
MRMにおける空間分解能は、画素の1辺の長さで表すのではなく、画素の三次元的サイズないし画素体積で表すのが妥当である。これは、図に示すように、画像の信号対雑音比(SNR)が、画素サイズに比例するからである。よって、分解能は、画素の縦×横×奥行(μm)、もしくは体積(ピコリットルないしナノリットル)で表される。なお、10μm立方の画素サイズが、1ピコリットルに対応し、これが、実用的な空間分解能の限界の目安である。 よって、空間分解能を向上させるためには、画素あたりのSNRを向上させることが不可欠である。このための方法として、(1)できるだけ強い静磁場を使用する(最高20T程度の限界がある)、(2)感度の良い受信RFコイルを使用する(ソレノイドコイルもしくはサーフェイスコイル、冷却も有効)、(3)強力な勾配磁場コイルを使用する、(4)効率の良いパルスシーケンスを使用する(Compressed Sensingも選択肢)、(5)レシーバーのダイナミックレンジを拡大する、などが必要となる。
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