油彩とは? わかりやすく解説

ゆ‐さい【油彩】

読み方:ゆさい

油絵の具用い描写技法また、その作品油絵

「油彩」に似た言葉

油彩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 07:29 UTC 版)

油絵(あぶらえ)は、14世紀後半頃、ヨーロッパのネーデルラント地方(現在のオランダ、ベルギー地域)で生まれ、この地方の画家であるファン・アイク兄弟によって15世紀に確立したとされている。 その後、油絵の技術、技法はイタリアへもたらされて、イタリアでさらに発展した。


注釈

  1. ^ 塗膜は、塗布によって形成される皮膜である。
  2. ^ ただし、油絵具の上に塗り重ねることが可能な水性塗料・水性絵具も存在する。
  3. ^ ボデゴン (bodegon) はスペイン語。主に野菜などの食物を描き、人物も配されるので「厨房画」ともいう。同じく静物画に当たる語彙のナトゥラレーサ・ムエルタ(naturaleza muerta 「死んだ自然」)よりも一般的な表現。居酒屋 (bodega)指大辞

出典

  1. ^ 「別冊 美術手帳 夏 油絵のマテリアル」 1983 美術出版社
  2. ^ a b 『カラー版 絵画表現のしくみ―技法と画材の小百科』森田 恒之監修 森田 恒之ほか執筆 美術出版社 2000.3 ISBN 4568300533
  3. ^ 『絵具材料ハンドブック』 ホルベイン工業技術部編 中央公論美術出版社 1997.4(新装普及版) ISBN 4805502878
  4. ^ 『絵画技術体系』 マックス・デルナー 著 ハンス・ゲルト・ミュラー 著(改訂) 佐藤一郎 訳 美術出版社 1980.10 ASIN: B000J840KE



油彩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 08:32 UTC 版)

北川民次」の記事における「油彩」の解説

北川描いた題材ははっきりとした輪郭線を持ち細部省略される簡略化され、形態デフォルメされている。量感存在感強めるためにのみモデリング立体感創出)が施され微妙な色調変化排除されている。遠近法使われているものの、画面奥行き持たずに横に広がり平面的な装飾性有している。技術面では構図センス抜群であり、テンペラ技法にも優れていた。100号の大作1週間あまりで仕上げ制作力を持っていた。

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油彩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/29 21:21 UTC 版)

支持体」の記事における「油彩」の解説

油彩では多く場合、布によるキャンバスや木の板で作られパネル用いる。油を媒材としているため、油中の遊離脂肪酸空気中の成分反応し支持体処置をしないと状態によってはひと月ほどで塗膜が崩れることもある。多くは膠で支持体下地の間に層を作り、さらに下地施し堅牢な塗膜を作り出す堅牢な塗膜を作り出すために、画面表面から内側向かって成分浸透するように下地塗り重ねる油絵具成分調整することもある。

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