兜率天とは? わかりやすく解説

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とそつ‐てん【×兜率天】

読み方:とそつてん

仏語六欲天第四天内院外院があり、内院将来仏となるべき弥勒菩薩(みろくぼさつ)が住するとされ、外院天衆の住む所とされる。都史多天。


兜率天

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/31 09:33 UTC 版)

兜率天(とそつてん、: Tuṣita: Tusita)は、仏教の世界観における天界の一つであり、三界のうちの欲界における六欲天の第4の天である[1]都率天覩史多天などともいう[1]。兜率天には内院と外院があり、内院は将来となるべき菩薩が住む所とされ[2][注釈 1]、現在は弥勒菩薩が内院で説法をしているという[2]。外院には天衆が住む[2]。兜率天は浄土の一つともされており[3]、弥勒信仰の発展とともに、兜率往生の思想も生じた[4]


注釈

  1. ^ 仏伝によれば釈迦は兜率天から降下して摩耶夫人の胎内に宿り生誕した[1]

出典



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