restriction enzymeとは? わかりやすく解説

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制限酵素

【英】: Restriction Enzyme
DNA鎖を切断する酵素のこと。

2本鎖DNA特定の塩基配列認識して切断するという性質をもつ。切断の場所によって制限酵素の種類異なってくる。

制限酵素は、DNA鎖を切断する「はさみ」に相当し再度別のDNAところに貼り付ける働きをもつ酵素利用して組換え行っている。また、制限酵素の種類によって切断されるDNA位置を示すことにより、遺伝子解析ヒトゲノム解析遺伝子診断など)に利用されている。

デオキシリボ核酸

塩基配列

組換え

遺伝子

ゲノム

ヒトゲノム計画


制限酵素

(restriction enzyme から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 04:45 UTC 版)

制限酵素(せいげんこうそ、英:Restriction enzyme; REase)は、制限部位として知られるDNAの特定の配列部位の内部、あるいはその近くでDNAを特異的に切断する酵素の一種である[1][2][3]。制限酵素はDNA切断活性を持つエンドヌクレアーゼと呼ばれる酵素群のうちの1つであり、特に制限エンドヌクレアーゼとも呼ばれる。タンパク質の複合体構造やDNA基質の認識部位、切断位置などの点から、一般的には5種類に分類される。すべての制限酵素は、DNA二重らせんの各糖リン酸骨格(つまり主鎖)を切断する活性を持つ。




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