オーディオ‐ブック【audio book】
オーディオブック
【英】audiobook
オーディオブックとは、書籍などのテキスト文書を読み上げて、聞くことによって情報を得られる音声コンテンツの形式にした電子ブックのことである。
オーディオブックは、基本的には言葉による情報を得る手段として用いられるという点で、電子書籍と共通する。文字(テキスト)を読んで情報を得る電子書籍とは異なり、オーディオブックは視界を占有しないため、片手間で行いやすい、発音や息遣いなどを駆使した表現が可能、といった特徴がある。無意識的に読み飛ばすことは減るがが、意識して読み飛ばしてしまうことはやや難しくなる。
オーディオブックを配信するサービスの例として、オトバンクが2007年に開始したオーディオブック特化型の電子書籍ストア「FeBe」などがある。iTunes StoreではオーディオブックはPodcastやiTunes Uと共にひとつのカテゴリとして設けられている。
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オーディオブック
(audiobook から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/17 08:31 UTC 版)
オーディオブック(英語:audiobook、audio book)とは、主に書籍を朗読したものを録音した音声コンテンツの総称。「聴く本」とも呼ばれており[1]、ナレーターや声優が本を朗読したものが流布している[2]。日本では媒体によってカセットブック、カセット文庫、CDブックなどと呼ばれることもある。インターネットの普及により、音声ファイルをダウンロード販売するサービスも複数登場。これらのサイトで提供されているものも一般にオーディオブックと呼称し、近年利用者が急拡大している。CDブック(カセットブック)には書籍の付属品としてCDがついているもの(もしくはその逆)もあるが、この項では主に書籍なしのオーディオブック、およびインターネット上で配信されるオーディオブックについて説明する。
- ^ 日本経済新聞社・日経BP社. “「聞く本」図書館身近に 障害などで読みづらい人向け|ヘルスUP|NIKKEI STYLE”. NIKKEI STYLE. 2022年5月4日閲覧。
- ^ “日本最大級のオーディオブック配信サービス”. audiobook.jp. 2022年5月4日閲覧。
- ^ “日本オーディオブック協議会”. Japan Audiobook Association. 2022年11月7日閲覧。
- ^ 『超効率耳勉強法』ディスカヴァー・トゥエンティワン、2022年7月22日 2022、80-91頁。
- ^ “「本を聞く」文化、定着へ 月額750円「聞き放題」で攻勢、オトバンク”. ITmedia NEWS. 2022年11月7日閲覧。
- ^ a b Audio Publishers Associationより
- ^ grammy.comより
- ^ 短期集中連載 ナミ戦記/南陀楼綾繁 あるリトルマガジンの50年史(3)1987~99、新潮社、『波』2017年12月号より。
- ^ “オーディオブック市場 2024年に260億円規模に”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年11月7日閲覧。
- ^ “紙・電子書籍につづく第三の書籍 オーディオブック、書籍ラインナップ数で「audiobook.jp」が日本1位に。”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2022年11月7日閲覧。
- 1 オーディオブックとは
- 2 オーディオブックの概要
- 3 関連項目
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