Tu-154M
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 04:10 UTC 版)
「Tu-154 (航空機)」の記事における「Tu-154M」の解説
エンジンをD-30KU-154-II (10,614kg) に変更、燃費を向上させることにより航続距離を延長、前縁スラットを小型化し、スポイラー面積を拡大、APUの位置変更、エンジンの空気取り入れ口の開口部の拡大、慣性航法装置 (INS) 3基の標準装備、等の近代型改修を行った機体。1984年から生産が開始され、その後1990年代に入り、アビオニクスを中心に更に近代化を施された改良型のM-LuxやM-100が投入された。 Tu-154Mシリーズは、比較的機齢が新しい上に、EU諸国で適用されている騒音規制である「ステージ3」や「ステージ4」などの騒音規制もクリアしている為、旧型の機体の更新の進んでいないかつての東側諸国の航空会社などで現在も多数使用されている。
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