TR-300形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 18:18 UTC 版)
詳細は「高千穂鉄道TR-300形気動車」を参照 観光輸送のサービス向上のため本格的な観光用車両としてTR-300形2両を1991年(平成3年)7月に導入した。秋田内陸縦貫鉄道AN-8900形を基本とし、全室構造の片運転台、車内は中央部にサロンコーナー、その他の座席は車端部を除いて転換クロスシートで、トイレは設置されなかった。エンジンは新潟鐵工所製DMF13HSディーゼルエンジンを183 kW(250 PS)に設定して採用した。2003年(平成15年)、TR-400形の導入に先立って運用を外れ、廃車された。廃車後は高千穂線の未成区間で保存され、休憩所として利用されている。
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