TR-100形・TR-200形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 18:18 UTC 版)
「高千穂鉄道」の記事における「TR-100形・TR-200形」の解説
詳細は「高千穂鉄道TR-100形気動車」を参照 1989年(平成元年)4月の転換開業に際して準備した気動車7両で、一般用のTR-100形5両、観光用のTR-200形2両で構成される。いずれも新潟鐵工所製のNDCと呼ばれるレールバス型気動車の一種で、製造時期が近い松浦鉄道MR-100形、くま川鉄道KT-100形・KT-200形とほぼ同型である。TR-100形、TR-200形の車体、走行装置は同一である。エンジンは、新潟鐵工所製DMF13HSディーゼルエンジンを183 kW(250 PS)に設定して採用した。全車正面貫通式、両運転台、トイレなし、TR-100形はセミクロスシートで車体中央部に4人掛けボックスシート6組があり、TR-200形は観光用途の仕様で、全席ボックスシートである。各車両に愛称がつけられていた。廃線後は、TR-200形1両(201)が阿佐海岸鉄道に譲渡され、同社のASA-300形となったほか、沿線でTR-100形3両(101:高千穂町、104、105:日之影町)、TR-200形1両(202:高千穂町)が保存されている。
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