新幹線937形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/01 03:33 UTC 版)
「国鉄ホキ300形貨車」の記事における「新幹線937形」の解説
937形は、1967年(昭和42年)度に国鉄浜松工場においてホキ300形全車を改造した新幹線用貨車である。 ホキ300形を運用する際には、コンベアへの電源(三相交流200V)が必要なため、ヤ50形を電源車として使用したが、937形へ改造の際、発電機を搭載した車を2両(937-1, 937-2)製作した。残りの10両(937-100 - 937-109)は、発電機搭載車より電源を供給され使用した。発電機の有無により番台区分されている。 台車は931形が使用していた標準軌(1,435mm)用で同じくベッテンドルフ式のTR8000に交換された。種車のTR41Cは931形を在来線に転用するのに用いられた。番号の新旧対照は次のとおりである。 ホキ300・ホキ301 → 937-1・937-2 ホキ302 - ホキ311 → 937-100 - 937-109 937-100 - 937-109が1984年(昭和59年)度に廃車になり、残る2両(937-1, 937-2)も1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化の直前に廃車となり形式消滅した。
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