TR-201とは? わかりやすく解説

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TR-201

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/25 02:18 UTC 版)

TR-201 または TR201 は1972年から1988年までデルタロケットシリーズのデルタ-Pとして上段に使用された自己着火性 加圧供給式ロケットエンジンである。 このエンジンはエアロジン-50を燃料として四酸化二窒素を酸化剤として使用した。1970年代初頭にTRW社によってアポロ計画で月面着陸機の月面着陸モジュール降下エンジン(LMDE)の派生型として開発された。ピントル式噴射装置を採用するこのエンジンは1950年代末にTRW社によって最初に開発され、1972年にアメリカ合衆国の特許を取得した。[1]この噴射装置の技術は同様にスペースX社のマーリンエンジンの設計においても同様に使用される。[2]




  1. ^ Dressler, Gordan A.; Bauer, J. Martin (2000). TRW Pintle Engine Heritage and Performance Characteristics. アメリカ航空宇宙工学協会. AIAA-2000-3871. http://smartdata.usbid.com/datasheets/usbid/2001/2001-q1/pintleenginepaperaiaafinal.pdf 2012年6月4日閲覧。. 
  2. ^ TR-201”. Encyclopedia Astronautica. 2012年6月4日閲覧。
  3. ^ Delta P”. Encyclopedia Astronautica. 2012年6月4日閲覧。


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