T1型水雷艇
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T1型水雷艇(1935型水雷艇。Torpedoboot 1935)とは、ナチス・ドイツ海軍(Kreigsmarine)の水雷艇である。本項目に置いては、拡大改良型のT13型水雷艇(1937型水雷艇。Torpedoboot 1937)についても扱う。
- ^ 基準排水量600t超過。ヴェルサイユ条約における駆逐艦の排水量制限は800t以下であったが、ドイツ再軍備宣言後の1935年6月18日に締結された英独海軍協定(Anglo-German Naval Agreement)により、ドイツ海軍の軍備制限は大幅に緩和された。
- ^ 同様に「基準排水量600t以下の船体に、駆逐艦並みの重装備を施す」コンセプトで建造された艦艇としては、大日本帝国海軍の千鳥型水雷艇やイタリア海軍のスピカ級水雷艇、フランス海軍のラ・メルポメーヌ級水雷艇が挙げられる。
- 1 T1型水雷艇とは
- 2 T1型水雷艇の概要
- 3 関連項目
T13型水雷艇
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T13型水雷艇は、9隻全てがシハウ造船のエルビング造船所で建造された。 艇名就役備考T13 1941年5月31日 1945年4月10日、沈没。 T14 1941年6月14日 フランス海軍に賠償艇として譲渡。Dompaireと改名され運用。1949年退役。 T15 1941年6月26日 1945年12月13日、イギリス空軍に爆撃訓練の標的として使用され撃沈。 T16 1941年7月24日 1945年4月13日、イギリス空軍の爆撃により破壊。 T17 1941年8月18日 ソ連海軍に賠償艇として譲渡。ポルィーヴィストィイ(Порывистый)と改名され運用される。1960年退役。 T18 1941年11月22日 1944年9月13日、バルト海にてソ連空軍の攻撃により撃沈。 T19 1942年12月18日 デンマークに賠償艇として譲渡されるが、解体。 T20 1942年6月5日 フランス海軍に賠償艇として譲渡。Baccaratと改名され運用。1951年退役。 T21 1942年7月11日 アメリカに賠償艇として譲渡。1946年6月10日に自沈処分。
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