SugarCRM Public Licenceをめぐる議論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/07 01:59 UTC 版)
「SugarCRM」の記事における「SugarCRM Public Licenceをめぐる議論」の解説
SugarCRM社が使用する「商用オープンソース(コマーシャルオープンソース)」については、SugarCRMのコミュニティにいくらかの懸念があった。同ライセンスはOSIが認定していたMozilla Public Licenseに似ていたものの、OSIはSugarCRMをオープンソースと認めていなかった。その理由として、すべてのソースコードが、SugarCRM社に実際にコントロールされていることもあげられていた(例えばコミュニティー内の開発者が、ファイルの差分のみを転送するだけで最新版を手にいれることが出来るCVSに一切アクセスが出来ず、バグを修正したり、どの種の改善もまったく行うことが出来なかった)ことに加え、すべての画面にSugarCRM社のロゴを表記するアトリビューションが必要だったためである。David Berlindのインタビューで、「SugarCRMが本当にオープンソースなのか?」との問いに、SugarCRM社のジョン・ロバーツは、既存のMozilla Public License1.1とAttribution Assurance Licenseを組み合わせているので、オープンソースであると主張した。 2007年には、SugarCRMシュガーCRMのオープンソース・フォーラムに、「SugarCRMのライセンスの問題点と危険性」と題したスレッドが立てられていたが、2007年7月に、SugaCRMは5.0以降のバージョンにGPLv3を適用すると発表した。
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