M78星雲シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 00:07 UTC 版)
「カラータイマー」の記事における「M78星雲シリーズ」の解説
ウルトラマンの胸に存在する半球状の発光体。通常は青く発光しているが、ウルトラマンの地球での活動時間が残り少なくなると、発光色が青から赤に変わって点滅を始めると同時に警告音を発する。 児童書では「ウルトラマンは死ぬと光となって消滅する」と記されている物があるが、実際の劇中ではこのような描写は見られず、カラータイマーが停止してもウルトラマンの体は消滅せずに残り、他のウルトラ族の力で復活することができる。 ウルトラマンジャックのカラータイマーは、エネルギーの消費量によって点滅開始が早まる。また、活動時間の限界も通常は3分だが、ウルトラマンレオは2分40秒で、体長が小さいとその時間はずっと長くなる。 初代ウルトラマンのデザインを行った成田亨の最初の案には、カラータイマーは存在していなかったと言われる(現存するデザイン検討時の資料でもカラータイマーは見られない)。しかし作劇上、ウルトラマンに弱点を持たせる必要があるとして、成田のデザイン案に後からカラータイマーが付加された。“究極の人体”としてウルトラマンをデザインした成田は、カラータイマーを付加されたことが不服だったという(成田亨#ウルトラマンのデザインも参照)。 カラータイマーの装着・未装着に関しては、長い間、曖昧な設定が出回っていたが、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、「宇宙空間で長時間活動する者はカラータイマーを装着している」「カラータイマーにはプラズマスパークタワーの光が入っている」という設定が追加され、設定が統一された。そのため、光の国に住む一般市民や、宇宙空間での活動が少ない宇宙警備隊訓練生はカラータイマーを付けていない。ただし、カラータイマーがどのような経緯で付けられるのかは不明である。
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