JIS C 8303 クラスII(日本 15A/100V 接地極なし)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 00:32 UTC 版)
「配線用差込接続器」の記事における「JIS C 8303 クラスII(日本 15A/100V 接地極なし)」の解説
日本の電源プラグとソケットは、アメリカ合衆国のNEMA 1-15とほぼ同じ形である。ただし、日本のものは、通商産業省あるいは日本工業規格により、アメリカよりも厳しい基準が設けられている。また、アメリカの電気器具の多くは120V・60Hzなので、日本の電圧100V、特に東日本の50Hzでは装置が対応していなければ問題が発生することが多い。コンセントを壁に埋め込む場合、中性極(穴が長い方)が左と決められている。 タイプAは接地極がないため、接地を怠ると感電する恐れがある。2005年の内線規程改訂以降、タイプAコンセントの設置は推奨されておらず、接地極がついたタイプB(3Pコンセント)が推奨されている。電子レンジ、温水器、食洗機、冷蔵庫、洗濯・乾燥機、温水便座、エアコンなどの機器を接続するコンセントにタイプAコンセントを設置することは禁止された。
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