GODZILLA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 02:38 UTC 版)
『GODZILLA』(ゴジラ、原題:Godzilla)は、1998年に公開されたアメリカの特撮映画。トライスター ピクチャーズ提供。セントロポリス・エンターテインメント作品。フリード・フィルムズ、インデペンデント・ピクチャーズ共同作品。
注釈
- ^ 資料によっては、トライスターピクチャーズを制作会社として記述している[2]。
- ^ 資料によっては、「138分[1](2時間18分[2])」と記述している。
- ^ 配給収入は約30億円だが、興行収入換算。
- ^ 当時の対ドル円相場平均144円換算で187億円。
- ^ 書籍『ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』では、「1,000万ドル」と記述している[10]。
- ^ バートンは、東宝とトライスターの契約が進んでいた際に撮影されていた『ゴジラvsモスラ』(1992年)の現場を見学していたことから噂されたが、東宝の富山省吾は契約時点では監督は決まっていなかったと証言している[19]。
- ^ ゴジラ映画はアメリカでも劇場公開されたうえ、現地のテレビで繰り返し放映されていたため、それを見て育ったアメリカ人は多い。
- ^ 富山は、公開前のインタビューでは本作品がシリーズ化するものと予想し、平成ゴジラシリーズや平成モスラシリーズに続く第3の企画を検討したいと語っていた[13][40]。
- ^ 日本盤とフィリピン盤のみボーナス・トラックとして収録。
- ^ ちょうど、第1作目の公開から60年目にあたる。
出典
- ^ a b c d e GODZILLA60 2014, p. 73, 文 小川秀樹「ゴジラシリーズ全作品徹底解説」
- ^ a b c d e ゴジラ・デイズ 1998, pp. 150–151, 構成 冠木新市「23作品とゴジラ映画の解剖」
- ^ a b c d e f g h i j k パンフレット 1998
- ^ 超常識 2016, p. 198, 「ニューヨークを恐怖に陥れるゴジラの猛威 GODZILLA」
- ^ Walker 2016, p. 81, 「シリーズ全28作+3作ガイド」
- ^ a b c “Godzilla (1998)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年3月25日閲覧。
- ^ “日本映画産業統計 過去興行収入上位作品 (興収10億円以上番組) 1998年(1月 - 12月)”. 社団法人日本映画製作者連盟. 2010年3月25日閲覧。
- ^ a b ゴジラ造型写真集 2017, p. 110, 「1998 GODZILLA」
- ^ 野村宏平、冬門稔弐『ゴジラ365日』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、5,110,192頁。ISBN 978-4-8003-1074-3。
- ^ a b c d ゴジラ大百科 1993, pp. 165–166, 構成・執筆 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しくする 東宝怪獣映画カルト・コラム 36 ハリウッド版『ゴジラ』」
- ^ 『東宝特撮全怪獣図鑑』東宝 協力、小学館、2014年7月28日、84,92,95頁。ISBN 978-4-09-682090-2。
- ^ 東宝特撮映画大全集 2012, pp. 239, 247, 251, 255, 265.
- ^ a b 「製作 富山省吾」『モスラ2 海底の大決戦』東宝〈東宝SF特撮映画シリーズVOL.12〉、1997年12月3日、35頁。ISBN 4-924609-69-2。
- ^ 『ゴジラの常識』東宝 協力、双葉社、2014年7月6日、96,108頁。ISBN 978-4-575-30696-5。
- ^ 野村宏平 編著 編『ゴジラ大辞典【新装版】』笠倉出版社、2014年8月7日、312,357,359頁。ISBN 978-4-7730-8725-3。
- ^ 日本で発売された映像ソフトの字幕。映像特典『ケイマンの報告』より。
- ^ Scott Mendelson, 2013年5月20日, 15 Years Ago, 'Godzilla' Was A Flop. By Today's Standards, It Would Be A Hit., フォーブス
- ^ Travis Bean, 2019年6月17日, 'King of the Monsters' Finally Passes 1998 Godzilla's Sales—Kind Of, フォーブス
- ^ a b c d 平成ゴジラ大全 2003, pp. 208–209, 「急之壱 『ゴジラVSメカゴジラ』 ハリウッドへの橋渡し」
- ^ 平成ゴジラ大全 2003, pp. 244–245, 「急之弐 『ゴジラVSスペースゴジラ』 シリーズ、急遽続行」
- ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 247, 「『ゴジラVSスペースゴジラ』撮影秘話」
- ^ 「ゴジラVSスペースゴジラのポイント」『平成ゴジラパーフェクション』アスキー・メディアワークス〈DENGEKI HOBBY BOOKS〉、2012年、157頁。
- ^ 平成ゴジラ大全 2003, pp. 284–285, 「急之参 『ゴジラVSデストロイア』 ゴジラ死す!」
- ^ 「スタッフインタビュー 富山省吾」『ゴジラVSデストロイア コンプリーション』ホビージャパン、2017年12月9日、85頁。ISBN 978-4-7986-1581-3。
- ^ a b ゴジラ大百科 1994, p. 92, 「アメリカンゴジラ特集」
- ^ 平成ゴジラ大全 2003, pp. 272–273, 「急之弐 『ゴジラVSスペースゴジラ』 クランクアップ - 公開へ」
- ^ a b c d e パンフレット 1998, 「MAKING THE MOVIE 1」
- ^ a b c d パンフレット 1998, 「エメリッヒ&デブリン インタビュー」
- ^ a b ゴジラ1954-1999超全集 2000, p. 62, 「メイキング オブ GODZILLA」
- ^ a b ウィリアム・M・ツツイ 著、神山京子 訳『ゴジラとアメリカの半世紀』中央公論新社〈中公叢書〉、2005年、291頁。ISBN 4120036774。
- ^ Steve Ryfle (1998). Japan's Favorite Mon-star: The Unauthorized Biography of "The Big G". ECW Press. p. 322. ISBN 9781550223484
- ^ a b Aaron Couch, 2022年1月27日, Roland Emmerich, Master of Disaster, Returns to Big-Screen Cataclysms With 'Moonfall', ハリウッド・リポーター
- ^ a b c SCIFI JAPAN, GODZILLA Unmade: The History of Jan De Bont`s Unproduced TriStar Film - Part 4 of 4
- ^ “Godzilla (1998)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年8月19日閲覧。
- ^ “Godzilla (1998) Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年8月19日閲覧。
- ^ a b ゴジラ・デイズ 1998, pp. 103–104, 冠木新市「一九九〇年代のゴジラ映画再生期 ゴジラは永遠のキャラクター」
- ^ 『ゴジラ2000 ミレニアム』劇場パンフレットより。
- ^ a b 平成ゴジラ大全 2003, pp. 316–317, 「新たな息吹 あとがきにかえて ゴジラが去ったあとのゴジラ」
- ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 267.
- ^ a b 「MAIN STAFF INTERVIEW 製作:富山省吾」『モスラ3 キングギドラ来襲』東宝〈東宝SF特撮映画シリーズVOL.13〉、1998年12月12日、34 - 35頁。ISBN 4-924609-74-9。
- ^ 福田純、染谷勝樹『東宝映画100発100中! 映画監督福田純』ワイズ出版、2001年、149-150頁。ISBN 4-89830-063-4。
- ^ ゴジラとともに 2016, p. 46, 構成・文 友井健人「土屋嘉男」(『シネマバー ザ・グリソムギャング』イベント〈2009年5月〉と『新文芸坐』イベント〈2011年2月〉)
- ^ 九州朝日放送特別番組「ゴジラ×村仲ともみ」(2002年)より。
- ^ “Exklusive Story-Infos zu Godzilla” (ドイツ語). moviepilot.de (2014年2月28日). 2014年3月1日閲覧。
- ^ NHK BS2 『特集 さらば ゴジラ 〜怪獣王と日本人がたどった半世紀』(2004年)より
- ^ 『ゴジラ完全解読』宝島社〈別冊宝島〉、2014年、80-81頁。ISBN 9784800228963。
- ^ GODZILLA 98 Re-evaluation
- ^ 『映画秘宝』、洋泉社、2014年9月、19頁。
- ^ Alex Dino, FEB 11, 2017年2月11日, Don't Hate Me: Why I Love "Godzilla" (1998), HubPages
- ^ Emmanuel Ronquillo, 2024年3月10日, Why the Worst ‘Godzilla’ Movie Isn’t as Bad as Its Reputation, Collider
- ^ Kieran Fisher, May 23rd, 2018年3月23日, 'Godzilla' (1998) Isn’t As Bad As You Remember, Film School Rejects
- ^ JP Nunez, 2024年, Why I Like the 1998 American Godzilla Film, Horror Obsessive
- ^ “The writer of the '98 Godzilla reboot looks back on the monster flop 20 years later” (英語). Jordan Zakarin (2018年5月30日). 2018年7月7日閲覧。
- ^ a b Ethan Alter, Dean Devlin reveals secrets of the never-made sequels to 'Godzilla,' 'Stargate' and the 'Rocky III'-esque Will Smith version of 'Independence Day 2', AOL
- ^ Encinias, Joshua (2024年1月26日). “Takashi Yamazaki on the‘Striking’ Connection Between Godzilla Minus One and Oppenheimer”. MovieMaker. 2024年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月11日閲覧。
- ^ Valle, Ali (2024年1月30日). “Godzilla Minus One Director Reveals His Thoughts On Panned 1998 Godzilla Film”. MovieWeb. 2024年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月20日閲覧。
- ^ “Godzilla 3D: The unused plot for Godzilla 3D - Script written by Fred Dekker” (英語). Rodan's Roost. 2014年5月15日閲覧。
- ^ a b c 『モンスターメイカーズ―ハリウッド怪獣特撮史』Studio28、洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2000年1月1日、216頁。ISBN 978-4896914245。
- ^ “The Four American Godzilla Films” (英語). The Film Connoisseur (2011年). 2014年5月15日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “GODZILLA: Written by Ted Elliott & Terry Rossio” (英語) (1994年12月9日). 2014年5月15日閲覧。
- ^ a b c d “君は、幻の『初代』ハリウッド版ゴジラを知っているか【主演はあの日本人俳優?】”. THE RIVER (2017年2月4日). 2018年1月21日閲覧。
- ^ “Godzilla 2 Script Treatment” (英語). Monster Legacy (2013年4月3日). 2014年5月15日閲覧。
- ^ a b “Godzilla 2 Story Treatment” (英語). Monster Zero (2002年6月14日). 2008年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月15日閲覧。
出典(リンク)
GODZILLA (1994年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 22:31 UTC 版)
「GODZILLA」の記事における「GODZILLA (1994年)」の解説
1994年にヤン・デ・ボン監督の予定で、後に「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズを担当することになるテッド・エリオットとテリー・ロッシオによって脚本が執筆されたが、製作費の問題で最終的に内容を大幅に改変され、1998年版『GODZILLA』の原案となった。製作費が高額になった理由は、ゴジラファンであるデ・ボンが着ぐるみにこだわり、CGを使わずにミニチュアセットを作って撮影しようとしたためであり、スタジオと意見が対立したデ・ボンは降板している。
※この「GODZILLA (1994年)」の解説は、「GODZILLA」の解説の一部です。
「GODZILLA (1994年)」を含む「GODZILLA」の記事については、「GODZILLA」の概要を参照ください。
GODZILLA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 17:25 UTC 版)
「ゴジラ-GODZILLA-」の記事における「GODZILLA」の解説
第1作目から登場。2014年公開ギャレス・エドワーズ監督作品に登場するゴジラ。PS3版では条件を満たすと、KING OF THE MONSTERSモードのみプレイアブルキャラクターとして使用可能。
※この「GODZILLA」の解説は、「ゴジラ-GODZILLA-」の解説の一部です。
「GODZILLA」を含む「ゴジラ-GODZILLA-」の記事については、「ゴジラ-GODZILLA-」の概要を参照ください。
GODZILLA(アニメーション3部作)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 06:42 UTC 版)
「スペースチタニウム」の記事における「GODZILLA(アニメーション3部作)」の解説
映画本編の前日譚にあたる小説『GODZILLA 怪獣黙示録』にて、地球人類が異星種族ビルサルドの協力で開発した38式機動戦闘服ジャガーJやG-HEDの装甲に用いられている。
※この「GODZILLA(アニメーション3部作)」の解説は、「スペースチタニウム」の解説の一部です。
「GODZILLA(アニメーション3部作)」を含む「スペースチタニウム」の記事については、「スペースチタニウム」の概要を参照ください。
GODZILLA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:38 UTC 版)
「地獄先生ぬ〜べ〜の登場人物」の記事における「GODZILLA」の解説
ジャンプ特別ページの短編「ぬ〜べ〜ニューヨークへ行く」にパロディではなく一応、形だけではあるが足のみとして正式に登場した。ニューヨークに来たぬ〜べ〜を踏み潰そうとするが、ゴジラの足にぬ〜べ〜が鬼の手で対抗するというシーンで話は終わっている。本話はハリウッドのゴジラ・ワールド・プレミアのハリウッド版『GODZILLA』の招待状を貰ったぬ〜べ〜がゴジラに会いに行くという内容であったが、版権の問題で本話はコミックには未収録。
※この「GODZILLA」の解説は、「地獄先生ぬ〜べ〜の登場人物」の解説の一部です。
「GODZILLA」を含む「地獄先生ぬ〜べ〜の登場人物」の記事については、「地獄先生ぬ〜べ〜の登場人物」の概要を参照ください。
「Godzilla」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
アメリカ合衆国の映画作品 | 偉大な嘘 メジャーリーグ2 GODZILLA フライト・オブ・フェニックス ママが泣いた日 |
映画作品 | 清風明月 若い仲間 GODZILLA 若者の詩 地獄で眠れ |
- Godzillaのページへのリンク