DJ ミキサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 06:46 UTC 版)
「ミキシング・コンソール」の記事における「DJ ミキサー」の解説
1990年代からクラブのDJ ブース内に設置するのを前提とされたDJ用機能を持つ小型コンソールが発売されるようになった。DJ ブースで行われる即興のDJ ミックスが流行してきたため、それまでは既製のコンソールを改造して使用していた形態を製品化させた物になっている。マイク入力用の回路と会場で流すために用意されるCDなどの音源やシンセサイザー類の楽器音源を入力する回路と、ミキシングしながらリバーブレーター、ディレイ、フランジャーなどのエフェクターを掛けたりするためのセンド機能、曲と曲を瞬時にクロス・フェードさせるため、横方向にスライド可能なフェーダーなどが搭載されていて、DJ ミックスに特化した仕様になっている。ミュージシャン・ブースでの音響演出パフォーマンスを行うことで有名なアーティスト・バンドとして、ケミカル・ブラザーズ、小室哲哉、キース・エマーソン、ダフト・パンク、クラフトワーク等が挙げられ、トランス系バンドの場合にはステージ上にDJ ブースが複数設置されているケースもある。
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DJミキサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 19:47 UTC 版)
「ミキシング・コンソール」も参照 DJミキサー、またはミキシング・コンソールは、単にミキサー(以下「ミキサー」と略す)とも呼称される。この節ではクラブDJ向けのミキサーについて解説する。音声入出力は最低2台の再生機器からの入力とオプションにマイクなどからの入力、スピーカーへの出力とモニター用出力に分かれる。モニター出力は次の曲を準備,試聴するために利用するもので、メインであるスピーカー出力に混合せず、また遮ることなく曲の確認ができる特別なラインである。また横方向につまみが移動するクロスフェーダーを搭載し、表面中央下部に配置されているのが一般的である。このクロスフェーダーのつまみを中央に移動させると両方の再生機器で再生している音が混ざり、片側に移動させると片方の音が大きくなり、もう片方で再生してる音は小さくなる。
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