Cattleya

デジタル大辞泉

カトレア【(ラテン)Cattleya】

読み方：かとれあ

ラン科カトレア属の植物の総称。花は大形で、色は、白・桃・紅・黄・紫紅色など多様。熱帯アメリカの原産で、樹木の枝に着生。名は英国の植物愛好家カトレイ（W.Cattley）にちなむ。19世紀初期より栽培され、多くの品種がある。ひのでらん。《季 冬》

撮影・朝倉秀之

植物図鑑

カトレア

●原産地は熱帯アメリカ。約６０種の原種があるそうです。葉は革質で厚く、茎はバルブを形成して木などに着生して成長します。１８世紀にカトレアを発見したイギリスのキャトレイにちなんで名づけられました。そしてもっとも贅沢で官能的な「ラン」として、ヨーロッパ貴族たちに愛されたといいます。写真上の品種は「ワシントンポストジェネラル（cv. Washington Post General）」、中１は「ホワイトロリポップ（cv. WhiteLollipop）」。
●ラン科カトレア属の常緑多年草で、学名は Cattleya（属の総称）。

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カトレヤ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/22 11:41 UTC 版)

カトレヤ（カトレアとも。Cattleya）とは、中南米原産のラン科植物の1つの属、あるいはその近縁属との交配品種を含む1群の植物である。美しい花を咲かせることからよく栽培され、最も有名な洋ランである。洋ランの女王とも言われる。