C4植物の分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/15 05:38 UTC 版)
C4経路には大きく分けて3種類あり、これらのうちどの経路が主なCO2濃縮機構であるかによって、C4植物は3つのサブタイプに分類される。どのサブタイプも、葉肉細胞でホスホエノールピルビン酸(PEP)にCO2(真の基質はHCO3-)を固定しオキサロ酢酸(炭素数4)を生成し、その後さまざまな物質に変換され、維管束鞘細胞で脱炭酸酵素によってCO2が再放出され、カルビン・ベンソン回路に取り込まれる。以下の3つのサブタイプの名称は、維管束鞘細胞でCO2を再放出する際(脱炭酸)に働く酵素名によって付けられている。なお、MEはリンゴ酸酵素(malic enzyme)の略である。
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