ビング【Bing】
Bing
別名:bing.com
Bingとは、Microsoftが発表した次世代の検索サービスおよびそのブランドの名称である。
Bingでは、従来の一般的な検索エンジンとは異なる、検索結果をカテゴリーごとに整理して表示するスタイルが採用される。Microsoftの発表においてBingは「ユーザーの意思決定を支援する次世代検索サービス」と形容されており、単に検索を行う「検索エンジン」ではなく、迅速な意志決定を支援する「意思決定エンジン」(Decision Engine)が目指されている。
Bingの検索サービスで提供される具体的な機能としては、最適な検索結果を抽出する「ベストマッチ」、検索結果ページ内にキーワードに関連した人気の高い情報を表示する「インスタントアンサー」、検索結果をカテゴリーごとに分けて目次で表示する「リレーテッドサーチ/クイックタブ」などの機能が発表されている。
Bingは、Bingは、Microsoftが提供してきた従来の検索サービス「Live Search」に替わる、後継サービスに位置している。すでに2009年3月頃には、開発コード名「Kumo」として話題に上っていた。MicrosoftからBingが正式に発表されたのは5月28日である。6月3日に正式に提供開始と発表され、6月1日には各国からサービスが利用可能となった。日本語版サービスも、同日から利用可能となっている。
なお、発表段階では日本語版サービスのドメイン名が「bing.jp」になると発表されたが、当初は日本語版サービスも「bing.com」上で提供されている。
Bingの正式発表直後の7月には、リアルタイム性の強いメッセージ交換サービス「Twitter」の一部を新たに検索対象としたことが報告されており、その後、BingによるWeb検索結果を同時に検索できるサービス「BingTweets」も新たに発表されている。
参照リンク
Bing
Bringing a Bit of Twitter to Bing - (BingでTwitter検索を統合した事に関するブログのエントリー、英語)
BingTweets
ビング
Bing
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 05:54 UTC 版)
「Microsoft Bing」の記事における「Bing」の解説
2009年5月 - 新しい検索サービスのブランドとしてBingを発表。翌6月にサービス開始。日本語版ではベータ版としてサービスを開始する。 7月 - 米Yahoo!と提携。Yahoo!がウェブ検索にBingの検索エンジンを搭載することを発表。12月に最終合意。 2010年7月 - Bing日本語版の正式サービスが開始。 2020年10月 - Microsoft Bingへリブランドされる。
※この「Bing」の解説は、「Microsoft Bing」の解説の一部です。
「Bing」を含む「Microsoft Bing」の記事については、「Microsoft Bing」の概要を参照ください。
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