BLUE GIANT SUPREMEの登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 17:25 UTC 版)
「BLUE GIANT」の記事における「BLUE GIANT SUPREMEの登場人物」の解説
セルゲイ ドイツへ来た大が最初に宿泊するホテルで相部屋になったウクライナ出身の青年。大のことを変わり者と思っていたが、就寝中にドイツ語を口に出しながら勉強する大を何も言わず静かに見守っていた。 クリス・ウィーバー メガネをかけた短髪の大学生。カフェにいた大に話しかけ、自分の家のリビングで寝泊まりすることを勧める。「大」 (DIE) は不吉だからと「D」(ディー)というニックネームを付ける。まだ大の演奏も聞いていないが、演奏できるライブハウスを探したり、クラスメイトを誘ったりと優してくれることに少しばかり疑問を感じた大だったが、「普通のことだよ」と返し、大は必ず成功すると最後まで信じていた。十数年後、ベルリンの研究所に研究員として勤務している。 ハンナ・ペーターズ 小柄でメガネをかけた女性。ウッドベース・プレイヤー。ミュンヘンで大が訪れたライブハウスで演奏をし、強く激しいプレイに心を奪われた大にバンドを組もうと誘われるも、得体が知れないため断る。ツアーバンドのサポートとして参加はするが、自分とメンバーとの演奏に対する熱量に差があることに葛藤し続けていた。ツアー終了後、知り合いからの連絡で大が自分を探しにハンブルクに来ていることを知り帰路へ。駅で出会ったボリスの案内から、夜にライブハウスで大の演奏を初めて聴き、大と組むことを決意する。NUMBER FIVEメンバー。 ブルーノ・カミンスキ ベルリン在住でポーランド出身のピアニスト。共演者の演奏が気に入らないと、本番中でも水をかけたり途中で退場したりする。自分の信念は一切曲げず、気にくわないと暴言や罵倒が多く、交渉には向かないタイプ。そのため大からのスカウトにも聞く耳を持たなかったが、演奏を聞いたことでメンバーとなる。NUMBER FIVEメンバー。 ラファエル・ボヌー ベルリン在住でフランス出身のドラム・パーカッショニスト。どのバンドにも属さずサポートやセッションを転々とこなす。高い技術を持ちながらも、他のメンバーが楽しく演奏できるようそれをひけらかす事なくプレイしている。大たちとセッションをするも、どんなバンドにも属さないという信念から誘いを断るが、自分にとっての楽しい演奏を考え、大たちと組むことを決意。ブルーノとは性格の不一致から対立が多い。NUMBER FIVEメンバー。 ボリス・リッケュ ハンブルクの老舗楽器店MUSIC LANDの店長。初老の男性。大がハンナ探しに訪れた際は不信感を抱くも、何度か訪れるうちに彼が気がかりとなり、周囲の楽器店やライブハウスに自ら連絡を行い捜索した。大とハンナが組むことで、客がいない時だけ店の試奏室を練習スタジオとして貸した。大とハンナが2人だけでライブをする際にも評論家やレーベルなどの重鎮等を集めている。 ガブリエル・ベール 通称ガブ。ナンバーファイブのマネージャー兼ドライバー。ボリス・リッケュの甥。愛犬の名はスポック。5人目のナンバーファイブ。 アーネスト・ハーグリーブス 大が日本に帰国した際に、有力イベンターであるアーサー・ウッドからの依頼でナンバー・ファイブに助っ人として登場したサックスプレーヤー。その後、大が戻ったことでロンドンへ帰国しデビューした。 ハインドル MNCレコード社員。大とハンナのライブをボリスから誘われて聴いた後、大たちにベルリンにブルーノとラファエルがいることを紹介した。
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