Bビーダマン爆外伝V
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 08:41 UTC 版)
『Bビーダマン爆外伝V』(ボンバーマンビーダマンばくがいでんビクトリー)は、1999年2月7日から2000年1月30日まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で毎週日曜 7:00 - 7:30(JST)に全50話が放送された、マッドハウス制作のテレビアニメ。
注釈
- ^ a b 放送期間中の1999年12月にマッドハウスに吸収され、商号を「株式会社マッド・ハウス」に変更。クレジット上では最終回まで一貫して放送開始時の名義を使用。
- ^ 『ボンバーマンジェッターズ』および『B-伝説! バトルビーダマン』以降の各テレビシリーズはいずれもテレビ東京系列で放送。またテレビ東京系列では本作品と同時期に、『スーパービーダマン』シリーズを原作としたテレビアニメ『爆球連発!!スーパービーダマン』(1999年1月 - 10月)も、子供向けバラエティ番組『おはスタ』内にて放送されていた。
- ^ グレイボン博士にジークホワイターでエネルギー弾を撃つことを止められてもデビルベーダーとの戦いで使用した結果、アーマーを大破させて博士に大目玉を喰らう(20話)、キャリバーコアの原型である合体テスト装置を勝手に操作させた結果、回収した5個のクリスモンドを再び飛び散らせてくろボンにつくづくダメだと言われてしまう(36話)、クリスホワイターにウェイブレットを装着した勢いに任せて海水の無くなった地面に落ちる(38話)など
- ^ その一方で「(上記のことも含めて)あおボンやみどりボン、くろボン以上に特に欠点だらけ」(きいろボンいわく「アホすぎて自分の欠点もよくわからんから気にならん」)という酷評もされている。
- ^ 同じくダイブレッダーのアーマーモードへの変形改良を受けたあかボンは、自分たちも戦えることを喜んでいる。
- ^ クリスモンドの在処が示された地図の暗号を自力で解読し、試練の突破と(しろボン、きいろボン、みどりボンを含めた)4人全員揃っての生還に貢献する(41話)、補いの森のカラクリを見抜き、みどりボンと協力しながら試練を順調に突破していく(45話)など。
- ^ グレイボンの独断で急に決められたことであり、当初は白ボンとあおボンにも無理矢理だと呆れられた。
- ^ その相手が姫である時は「お姫様なんて初めて会った」などと言われることも。
- ^ アーマーに乗っていたために素顔を見ていない1話の時点で彼を「白馬に乗った王子様」と敬愛するほど(その後、5話で対面を果たした)。
- ^ 本人いわく「自分がいないとすぐ脱線するから」とのこと。
- ^ ビーダシティ編のあかボンも温泉に入った時はスカート姿であった。
- ^ もっとも、「自分のアーマーだけ合体できない」と漏らしたところ、話を聞いたグレイボンから下らない発明品を渡された上でダジャレをつまらない・友達がいない呼ばわりされる(36話)、本人が意欲的であるにもかかわらず、ビーダコップではないことを理由にビーダコップ用の特訓装置に拒まれて拷問された挙句しろボンたちに軽く見られて笑われる(その直後、腹を立てたきいろボンは一時的にグレてしまった)(39話)など、しろボンたちのビーダコップとしての対応にも問題がある感は否めず、作中での自分の扱いの悪さを嘆く場面も幾度かある。
- ^ 困っていたり、弱い立場にある人々やキツネロンの親子らを守るために、時折知らなかったとはいえ悪党の味方をしているしろボンたちとの対立も厭わないこともある。
- ^ その後、しろボンの持っていたゴールドカードを奪って逃げようとしており、ビーダコップになる野望を完全には諦めてはいなかった。
- ^ 一方的に鬼(正体はわかむしゃボン(声 - 檜山修之))を悪と見なし、彼を倒して体内に埋め込まれたクリスモンドを奪取しようとした自身の行動にも非があったことを認めてしろボンたちに謝罪する(5話)、デビルポセイドンとの戦闘にてゲストラーの作戦で危うく返り討ちに遭いそうになったところを間一髪しろボンに助けられ、10個目のクリスモンドを譲り渡すことで借りを返す(26話)など。
- ^ アイヤーボンをはじめ、トヤーボンやキエーボン(いずれも名前のみでの登場)など複数の人物に弟子入りしているようである。
- ^ 遊園地・キャッスルランドのコマーシャルを見て妖怪が出る館と勘違いし、キャッスルランドのお化け屋敷を来訪した際、客に王国軍への入隊を強要した挙句、「客に悲鳴を上げさせている」と問題視し破壊し尽くす(16話)・難破船の中に残された食料を食べて腹を壊す(37話)など。
- ^ その際は「ボーダーランド王国、バンザーイ!!」と叫びながら特攻していることが多い。
- ^ スリンガーがクリスモンドの魔力に取り憑かれた原因にもなっている。
- ^ とはいえ、この時の目的は、しろボンがレーザーホワイターを乗りこなせるようにすることであり、目的自体は達成している。
- ^ 失敗を犯したデビル三銃士への制裁や、彼らのボケに対するツッコミに用いることも。
- ^ ドクダンディには「あんなダサい奴のどこがいいのかしら?」と陰で呆れられていた。
- ^ 16話や17話など、自主的にビーダコップ打倒やクリスモンド入手のための作戦を展開することも。また、3話ではキングベーダーが用意したニトログリセリン入りの箱をきいろボンを騙して運ばせることで彼に強盗の濡れ衣を着せ、きいろボンを追って来たしろボンらをニトロの爆発で倒そうと画策した。
- ^ だが、29話にて相次ぐ宇宙貨物船の襲撃事件(実際の実行犯はデビルスリンガー)のことをしろボンたちが聞いた際には連戦連勝で気が緩んでいたため、「ドジなデビル三銃士にそんなことをできるはずがない」と嘗められていた。
- ^ EDテロップの声の出演欄ではドクダンディ、アクマント、ゲストラーの順に表記されている。
- ^ 実況解説時などにドクダンディを「さん」付けで呼んだり(26話・42話)、ごく稀に二人を愛称で呼んだこともある(36話・39話・最終回)。
- ^ 「ネコのカワ」というクリスモンドとは無関係の宝玉。持ち主の性格を猫を被ったものに変化させる魔力を持つ。
- ^ フラフラン国国王のルイボン(声 - 広瀬正志)に変装した状態でドクダンディとゲストラーをあっさりと打ち負かしたかめんボン=王女プリンセスボン(声 - 浅川悠)を相手に西洋剣術で互角に戦う(8話)、自分を食べようとした怪獣の口の中にビーダマを撃ちまくって返り討ちにする(17話)など。しかし、ヤマタのオロチロンや白兵戦でのしろボンたちの一斉攻撃には敵わなかった(18話・36話)。
- ^ 空腹で血を求めていたドラキュラロン(声 - 龍田直樹)に脅されてあかボンを生贄にしようとしたが「目的はあくまでもクリスモンドであり、あかボンごとクリスモンドを手に入れたのなら後は撤退すればいいだけなのでわざわざ約束を守る義理はない」(実際にはあかボンはビードルフィン内にクリスモンドを置いてきており、その段階では手元に所持してはいなかった)と気づいたり(1話)、「しろボンたちが恐竜ロンと戦っている隙に恐竜ロンの巣穴からクリスモンド(実際には恐竜ロンの卵だった)を盗み出す」・「鬼の仲間に変装して金棒を奪い、鬼が金棒を取り返しに来たところを逆に捕まえてクリスモンドを奪い取る」という作戦(2話・5話)を立案するなど。
- ^ 怪獣の餌にされて怒り心頭だったにもかかわらずドクダンディとゲストラーにあっさりと言いくるめられてしまう(17話)、あおボンとあかボンに母親(ママ)の悪口を言われて激怒した隙を突かれてしろボンに敗れる(21話)、人質を取った際に「なんだかオレたち悪党みたいだマント」とボケをかましてゲストラーにツッコまれる(22話)、キングベーダーからの咄嗟の質問とはいえ、3+5=35と答えてしまう(36話)など。
- ^ 任務中に母艦のコックピットで居眠りをしていることも多い(9話・31話など)。
- ^ 正確に言えば初対面を果たしたのは1話だが、この時くろボンはアーマーに乗ったままであり、続く5話でもくろボンが神社の本殿の中に隠れていて物陰で顔が見えなかったこと、突如現れた鬼に気を取られていたことなどから姿を見ていない。
- ^ 余りにも脱線や妄想がひどく気持ち悪い時にはツッコミを入れられたり、制裁されることも。
- ^ 初見では「よく見るといい男」と気に入りかけたが、直後に侮辱を受けたため(29話)。以来、デビルスリンガーに踏み潰されそうになったり足蹴にされる悪夢を見る羽目になり、肌荒れや睡眠不足の原因呼ばわりするほど(31話・33話)。
- ^ ビーダコップ基地に潜入してクリスモンドを奪う作戦のために嫌々きいろボンに変装させられたことも(39話)。
- ^ (三銃士全員での出撃時やアーマー戦の無い回を除き)9話-11話など、アーマー戦があっても実況そのものを行わない場合もある。
- ^ グレイボンがドクダンディの摘んだ毒草の入った籠にうっかり身体ごと突っ込んでしまった時に偶然落としていったもの。食べると身体が熱くなり、恋愛感情を掻き立てられる作用がある。なお、この作用から当初グレイボンはカップルが急増する現象の原因ではないかと睨んでいた(実際はクリスモンドの影響だった)。
- ^ ドクダンディに迫った際には「後引く味」と言いながら自分の意志で食べていた。
- ^ 最終的にはしろボン・あおボン・あかボン・アクマント・ドクダンディの5人共々、全50話すべての回に登場した。
- ^ 当時発売された「ボンバーマンビーダマン超爆全集」にも怪力に関する記述がある。
- ^ 豹変する前からクリスモンドに意識を奪われそうになっていることは自覚していた。
- ^ 持ち主を中心に周囲の者たちをベタベタと引き寄せる魔力を持つ。クリスモンドとは無関係
- ^ 劇中ではデビルブライスターおよびアクマントは合体に加わっていない。
- ^ クリスブルードが登場した27話以降で搭乗した回もある(28話・30話など)。
- ^ ケルベロンを模した巨大な布を上から被ったもので当初はしろボンたちを追い払ったが、彼らが道中で出会ったビーグルロン(本物のケルベロンが変身していた)が噛み千切った布の端とブライスター本体の足跡から正体を見抜かれた。
- ^ a b c 単独・他2機との同時出撃・デビルトライデント合体時を含む。
- ^ 最終的にはしろボンの横槍が入ったため、ナイトブラッカー撃破は失敗に終わっている。
- ^ アクマントには「なにが世の中で一番人目につかないところでマント、千客万来だマント」とツッコまれていた。
- ^ 漫画版では宝剣ビーダキャリバーをキングベーダーの下へ持ちかえろうとしたアクマントの手から逃れるためにクリスモンド自身の意志によって四散している[21]
- ^ 晴れた日に突如落ちる落雷・「お天道サンダー(おてんとうサンダー)」に撃たれたきいろボンや人々が本人の意思に関係なくベタベタとくっつき合う症候群・「ベタベタ病(ベタベタびょう)」の影響を一番に受けたミミタンを発見機にかけることで(自然現象である落雷や症候群は発見機にかけようがなかったため)、ヤマタ時代のオロチ国やアメフッテ時代のジーカ国にクリスモンドの反応があることを突き止めたこともある(18話・25話)。
- ^ 実際に15-19話にかけて5-9個目のクリスモンドが立て続けに発見されており、探知率は向上している。
- ^ a b メカ作画監督
出典
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, p. 42.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝2巻 1999, p. 185.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, p. 150.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, p. 184.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, p. 179.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝2巻 1999, p. 181-184.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, p. 20.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, p. 160.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, p. 14.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, p. 105.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, p. 106-108,143-144.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, p. 64.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, pp. 53, 65–66, 92.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, p. 131.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, p. 60.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, p. 89.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, pp. 83, 91–92, 97.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, pp. 112–114.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, pp. 112–114, 134–142.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝2巻 1999, p. 182.
- ^ ボンバーマン・ビーダマン爆外伝V 2000, pp. 16–17.
- ^ 『アニメディア』1999年10月号『TV STATION NETWORK』(119- 121頁)
- ^ “ぼくらのVICTORY | パイレーツ”. ORICON NEWS. 2024年1月8日閲覧。
- ^ “勝ちに行こうぜ、アマノくん! | キャイ~ン”. ORICON NEWS. 2024年1月8日閲覧。
Bビーダマン爆外伝V(ビクトリー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 00:36 UTC 版)
「ビーダマン」の記事における「Bビーダマン爆外伝V(ビクトリー)」の解説
詳細は「Bビーダマン爆外伝V」を参照 1999年発売。競技性重視のスーパービーダマンとは違った、サポートメカとの合体やロボット同士の合体など、物語性重視の商品ならではの機構がさらに発達している。ロボットに搭乗するのはビービーダマンではなく、発射能力のないひとまわり大きな人形に変更。ライドモードから、人形がロボットの頭部に変形してボディに合体(ヘッドオン)することでアーマーモードとなる。ビーダマの発射装置(ビーダユニット)をロボット本体から分離することが可能であり、同シリーズのロボット同士でビーダユニットを交換して遊ぶことができる。 劇中には『爆外伝IV』と同じ容姿のキャラクターが多数登場するが、その役割や設定は一新されており『爆外伝IV』とストーリー上のつながりはない(ただし、漫画版とアニメ版放送終了後に発売されたゲーム『ファイナルメガチューン』で『爆外伝IV』のストーリーのことを語っており、同作からさらに未来の世界となったストーリーといえる)。
※この「Bビーダマン爆外伝V(ビクトリー)」の解説は、「ビーダマン」の解説の一部です。
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