2006年の市町村合併
2006年の市町村合併
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:10 UTC 版)
2001年から2003年にかけて、「大里はひとつ」を合い言葉に、大里地域(深谷市、熊谷市、大里郡)の合併について話し合っていたが、任意合併研究会の段階で破綻した。破綻した理由については「新市の市役所の場所について、深谷市(位置が新市の中心となる熊谷市の籠原駅付近に新たに建設)と熊谷市(熊谷市役所を活用)で意見が分かれたため」と報道された。 2003年4月1日大里地区で深谷市と熊谷市それぞれが中心となって、2つの法定の合併協議会が成立した。深谷市側は「深谷市・岡部町・川本町・花園町・寄居町合併協議会」を設立したものの、2004年3月24日に寄居町が離脱を表明したため、5月20日に合併協議会が解散した。 解散後、再び深谷市、川本町、岡部町の間で合併協議を再開した。花園町については町長と町議会で意見が分かれていたため、協議には加わらなかった。町長は寄居町との合併、町議会は深谷市・川本町・岡部町との合併を望んでいたのである。 花園町では、町長が寄居町との法定協議会設置案を議会に提出したものの否決されたため、町長が民意を問うために一旦辞職。出直し選挙に出馬し、再選を果たしたことから、同案を再提出したが再び否決された。この為、2004年11月14日に花園町が住民投票を行ったところ、僅差で深谷市などとの合併が、寄居町との合併を上回った。この結果を受け、迷走していた花園町は、深谷市との合併に向けて方向を定め、12月1日「深谷市・岡部町・川本町・花園町合併協議会」を設置、入れ替わりに「深谷市・岡部町・川本町合併協議会」を休止した。その後、深谷市・岡部町・川本町・花園町の合併が成立し、現在の深谷市に至る。 岡部総合支所 川本総合支所 旧花園総合支所庁舎
※この「2006年の市町村合併」の解説は、「深谷市」の解説の一部です。
「2006年の市町村合併」を含む「深谷市」の記事については、「深谷市」の概要を参照ください。
- 2006年の市町村合併のページへのリンク