100円バス券サービス事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 22:34 UTC 版)
「ぶらくり丁商店街」の記事における「100円バス券サービス事業」の解説
和歌山市中心市街地活性化基本計画の策定後は、バス事業者との協同事業として、中心市街地内各主要施設と連携したバス一日乗車券「城まち1日周遊切符」を発行するなどした。 2009年(平成21年)2月20日からは、中心市街地活性化基本計画の事業として「100円バス券サービス」を開始。ぶらくり丁の6商店街で構成される和歌山市中央商店街連合会は、和歌山バスと市の協力を受け、路線バスでの来訪をPRする事業を行った。商店街連合会として公共交通機関と協力するのはこれが初となる。 参加店には「バス100円補助券参加店」のステッカーが貼られ、2,000円以上の買い物で100円分のバス補助券を1枚配布する。参加店は同事業の事務局で1枚100円の券を1冊(1000円)単位で購入し、1枚100円のうち和歌山バスへ95円、同事業の運営費として5円が補填される。バス補助券は有効期限は発行日から2か月間で、和歌山バスと和歌山バス那賀の路線バスで利用でき、ぶらくり丁へ行かなくても利用可能。同連合会に加盟する約200店のうち、2月10日時点で同事業への参加店はファーストフード店や洋服店など33店舗だが、参加店は随時募集しさらに増える予定としていた。 同連合会では「高齢者など運転免許を持たない人に喜んでもらえるサービス。中心市街地が便利で楽しいところだと再認識してほしい」「バスを利用すれば、郊外よりも中心市街地の方が行きやすい。このサービスが多くの商店街にも波及すれば」と抱負を述べた。
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