1度目の婦女暴行事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 06:27 UTC 版)
2009年10月5日に同社社員が女性入居者の居室にオートロックの暗証番号を入力して職務上取り扱いできる合鍵で侵入し女性に乱暴を働いた。また2010年4月にも別の女性の居室に合鍵で侵入して乱暴を働いた。この社員は2010年4月26日に4月の事件に対するわいせつと住居侵入罪容疑で逮捕され、翌日懲戒解雇となった。その後、同年5月20日に前年10月の事件について強姦罪と住居侵入で再逮捕された。常口アトムは、「入居者の信頼を裏切り、大変申し訳ない。鍵の管理体制を強化し、再発防止に努めたい」と謝罪した。 同年7月30日に、札幌地方裁判所で、初公判と論告求刑が行われ、被告人は起訴事実を認め、検察側より懲役6年の求刑がなされ、同年8月19日に求刑通り、懲役6年の判決が下された。園原敏彦裁判長は、判決理由で、「仕事上教えられていたオートロックの暗証番号を使い解錠したりとか、合鍵を作ったりするなど、仕事上の立場を悪用した犯罪である。被害者の恐怖や心の傷は容易に消えない」と断罪している。2010年9月13日でこの事件と下記の暴行事件に対する同社社長の謝罪文が掲載された。 また、この社員の逮捕から1ヵ月後の5月27日からコンプライアンス委員会鍵分科会が発足し、鍵管理を強化した。
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