黒紅地熨斗藤模様繍箔小袖とは? わかりやすく解説

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黒紅地熨斗藤模様繍箔小袖

主名称: 黒紅地熨斗藤模様繍箔小袖
指定番号 2480
枝番 00
指定年月日 1982.06.05(昭和57.06.05)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 工芸品
ト書
員数 1領
時代区分 江戸
年代
検索年代
解説文:  表は紗綾形さやがた】に花文散しの綸子、裏は紅平絹の袷仕立で、右袖脇の一部白く残し、他はすべて黒紅染め上げる文様は肩から右袖、および腰から裾にかけて、刺繍と金摺箔交互に配した熨斗文を置き、残り黒紅地に刺繍による文様配すとともに緻密な文を金摺箔で表す。さらに、全体刺繍による亀丸紋と鹿子絞りの丸紋を散らしている。刺繍・金摺箔鹿子絞りによる精緻な文様全面埋め尽したいわゆる地無【じなし】小袖一つで、意匠構成刺繍技法などに、江戸時代初期特徴がよく表れている。なお、地色黒紅は、紅で下染めしたうえに檳榔子びんろうじ】(ヤシ科常緑喬木からとった植物染料)の黒をかけた焦茶色で、江戸時代入って流行した色である。



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