黒漆華形大壇
主名称: | 黒漆華形大壇 |
指定番号: | 2456 |
枝番: | 01 |
指定年月日: | 1979.06.06(昭和54.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | |
員数: | 1基 |
時代区分: | 南北朝~室町 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 礼盤は仏前で導師が座する台。蓮唐草の蒔絵、銅製銀象嵌手法の金具など、礼盤としては他に例が知られていないものである。大壇は鎌倉時代様式の肉取り豊かな蓮弁表現になる。共にもと鶴岡八幡宮の塔頭等覚院にあったと伝える。 |
黒漆華形大壇
主名称: | 黒漆華形大壇 |
指定番号: | 2491 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1983.06.06(昭和58.06.06) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | 正応二年歳次己丑六月の墨書寄進銘がある |
員数: | 1基 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 正応2年(1289) |
検索年代: | |
解説文: | 大壇とは密教の加持祈祷などの修法の際、供物や法具を配備する台をいう。これは法隆寺聖霊院に伝来したもので、檜材製、総体黒漆塗とし、箱形基壇の上に華形の上壇を重ねた発達様の大壇である。上壇側面は上部に単弁の仰蓮、下部に複弁の伏蓮をあらわして漆箔【しつばく】を施している。基壇は三間に分から、各間に格狭間【こうざま】を設け、格狭間の縁・框【かまち】の几帳面に朱漆を塗っている。 張りの強い仰・伏蓮、雄大な形姿には鎌倉時代の特色がよくあらわれている。ことに甲板裏面に記された墨書寄進銘により、その由来・製作時期が明確であり、かつ最古の記年銘を有するもので、鎌倉時代大壇の代表的作例である。 |
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