黒漆華形大壇とは? わかりやすく解説

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黒漆華形大壇


黒漆華形大壇

主名称: 黒漆華形大壇
指定番号 2491
枝番 00
指定年月日 1983.06.06(昭和58.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 工芸品
ト書 正応年歳己丑六月墨書寄進銘がある
員数 1基
時代区分 鎌倉
年代 正応2年(1289)
検索年代
解説文:  大壇とは密教加持祈祷などの修法の際、供物法具配備する台をいう。これは法隆寺聖霊院伝来したもので、材製、総体黒漆塗とし、箱形基壇の上の上壇を重ねた発達様の大壇である。上壇側面上部単弁の仰下部に複弁の伏あらわして漆箔【しつばく】を施している。基壇三間に分から、各間に格狭間こうざま】を設け格狭間縁・框【かまち】の几帳面に朱漆塗っている。
 張りの強い仰・伏雄大な形姿には鎌倉時代特色がよくあらわれている。ことに甲板裏面記され墨書寄進銘により、その由来・製作時期が明確であり、か最古の記年銘有するもので、鎌倉時代大壇代表的作例である。
重要文化財のほかの用語一覧
工芸品:  黒漆箱  黒漆舎利厨子  黒漆華形大壇  黒漆華形大壇  黒漆華盤  黒漆蝶形三足卓  黒漆螺鈿卓



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