黄血塩とは? わかりやすく解説

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おうけつ‐えん〔ワウケツ‐〕【黄血塩】

読み方:おうけつえん

フェロシアン化カリウム異称黄色く古く動物血液などから製したのでこの名がある


ヘキサシアノ鉄(II)酸カリウム

同義/類義語:フェロシアン化カリウム, 黄血塩
英訳・(英)同義/類義語:potassium ferrocyanide

Fe(II)にシアンイオン、CN-が6個配位した錯イオンカリウム塩。K4Fe(CN6)。Fe(III)イオン酸性反応する青色プルシアンブルーターンブルブルー同一)ができる。

フェロシアン化カリウム

(黄血塩 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 06:39 UTC 版)

フェロシアン化カリウム(フェロシアンかカリウム)は、ヘキサシアニド鉄(II)酸カリウム(ヘキサシアニドてつ に さんカリウム)、黄血塩(おうけつえん)とも呼ばれる無機化合物で、錯塩の1種。組成式は、K4[Fe(CN)6]。通常は三水和物(K4[Fe(CN)6]・3H2O)の形で存在し、黄色の結晶または粉末である。水に可溶で、水溶液は淡黄色を示す。


  1. ^ 『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館、2014年。
  2. ^ a b 志田 正二 編集代表 『化学辞典』 p.1137 森北出版 1981年3月9日発行 ISBN 4-627-24010-4
  3. ^ a b 塩の添加物(塩の情報局) - 塩の添加物
  4. ^ 化学大辞典編集委員会 編集 『化学大辞典 (縮刷版) 8』 p.256(右上) 共立出版 1964年2月15日発行 ISBN 4-320-04022-8
  5. ^ 『日本大百科全書(ニッポニカ)』小学館、2014年。
  6. ^ 『スクエア最新図説化学七訂版』第一学習社、2019.1.10.、186頁。
  7. ^ 第57章 実験-鉄イオン”. www.osaka-kyoiku.ac.jp. 2021年8月15日閲覧。
  8. ^ 「中国の塩は腎臓に悪い」? ネット情報に振り回される母親たち”. AFP (2018年9月1日). 2018年9月1日閲覧。


「フェロシアン化カリウム」の続きの解説一覧

黄血塩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:54 UTC 版)

現像」の記事における「黄血塩」の解説

カブリ防止する作用を持つので、抑制剤一つ数えられている。また陽明部の肉乗り良くする効果もある。パイロハイドロキノンなどの現像液への添加推奨されたことがあったが、用いられることは極めて稀である。

※この「黄血塩」の解説は、「現像」の解説の一部です。
「黄血塩」を含む「現像」の記事については、「現像」の概要を参照ください。

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