むぎ‐ごはん【麦御飯】
読み方:むぎごはん
⇒麦飯1
麦飯
(麦ご飯 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 20:38 UTC 版)
麦飯(むぎめし、むぎいい、ばくめし、ばくはん)は、大麦や裸麦などの麦だけで、あるいは米と混ぜて炊いた飯[1][2]。麦ご飯(むぎごはん)、バクシャリともいう。夏の季語[3]。
注釈
出典
- ^ 広辞苑第5版
- ^ a b c d e 新谷 尚紀 他 『民俗小事典 食』 吉川弘文館、2013年、ISBN 978-4-642-08087-3 、26-29頁
- ^ 『俳句歳時記 第4版』角川学芸出版、2008年、ISBN 978-4-04-621167-5
- ^ 増田 昭子 『雑穀の社会史』 吉川弘文館、2001年、ISBN 4-642-07545-3 、46、79頁
- ^ 搗いた大麦(丸麦)のみの飯を東京の多摩地方や長野県などではオバク、バクメシといい、時には小豆やいんげん豆などを混炊した。
- ^ デパートに続き大食堂も麦飯時代に『東京日日新聞』(昭和14年12月20日)『昭和ニュース辞典』第7巻 昭和14年-昭和16年』p709 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
- ^ 家庭配給米に一-五割の麦を混入『東京朝日新聞』(昭和15年11月9日夕刊)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p711 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
- ^ 下川耿史 『環境史年表 明治・大正編(1868-1926)』298頁 河出書房新社刊 2003年11月30日刊 全国書誌番号:20522067
- ^ 以上の記述は「乾物類之栞」 小松忠五郎商店編 1938
- ^ 大麦を5つのタイプに加工しました 株式会社 はくばく KOKUMOTSUを知ろう。
- ^ a b c “第3章 資料”. 文部科学省. 2020年5月20日閲覧。
- ^ “【2023年】ビタバァレーのおすすめ人気ランキング18選”. mybest (2023年3月6日). 2023年3月10日閲覧。
- ^ 収監されている牢の中に排便のための便器が在り、悪臭が漂うなど衛生環境が良くない中で食事を摂るから「臭いメシ」と表現されるという説もある。ただし、これは昭和中期以前のことであり、衛生環境が確立された現在では当てはまらない。
- ^ 堺利彦の記録によると、三食の予算が一銭二厘といい、南京米の飯は最初とても喉を通らなかったという
- ^ M. Hinata, M. Ono, S. Midorikawa, K. Nakanishi: Metabolic improvement of male prosonners with type 2 diabetes in Fukushima Prison, Japan, Diabetes Research and Clinical Practice, 77巻、327-332(2007)
- ^ 日向正光『塀の中の患者様』 祥伝社、2013年、ISBN 978-4-396-61481-2 、146-148頁
- ^ ラットにおける実験的糖尿病発症に対する大麦の効果、池上幸江、日本栄養・食糧学会誌 Vol.44 (1991) No.6
- 1 麦飯とは
- 2 麦飯の概要
- 3 健康食としての麦飯
- 4 脚注
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