高光度青色変光星
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高光度青色変光星[1](こうこうどせいしょくへんこうせい、luminous blue variable[1], LBV[1])は、高光度の青色超巨星に見られる変光星。普段は長期に渡ってゆっくりとした変光を示すが、質量放出を起こし突発的に光度を変化させることもある。かじき座S型星(かじきざSがたせい)とも呼ばれる[1]。
- ^ a b c d 『オックスフォード天文学辞典』(初版第1刷)朝倉書店、84、142頁頁。ISBN 4-254-15017-2。
- ^ Smith, Nathan & Owocki, Stanley (2006). “On the Role of Continuum-driven Eruptions in the Evolution of Very Massive Stars and Population III Stars”. Astrophysical Journal 645: L45. doi:10.1086/506523 .
- 1 高光度青色変光星とは
- 2 高光度青色変光星の概要
- 3 関連項目
高光度青色変光星
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ほとんどの高光度青色変光星は、極超巨星に分類される。 はくちょう座P星:はくちょう座の北部にある。 かじき座S星:かじき座の南部で、大マゼラン雲の近くにある。 りゅうこつ座η星:りゅうこつ座南部で、鍵穴星雲の中にある。りゅうこつ座η星は、太陽質量の120倍から150倍程度の質量を持ち、光度は太陽の400から500万倍である。 ピストル星:いて座の方角、銀河系の中心付近にある。ピストル星は太陽質量の150倍以上で、光度は約170万倍である。 星団Cl* 1806-20を構成するいくつかの恒星:銀河系の反対側にある。その中の1つ、LBV 1806-20は、既知の最も明るく、最も重い恒星であり、太陽光度の2000万倍から4000万倍である。
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