靱猿とは? わかりやすく解説

うつぼざる【靭猿】

読み方:うつぼざる

[一]狂言大名が靫(うつぼ)の革にするため、猿引き小猿要求するが、小猿無心なさまに心を打たれ許し猿引きは礼にを舞わす。

[二]歌舞伎舞踊常磐津(ときわず)。本名題花舞台霞の猿曳(さるひき)」。2世中村重助作詞5世岸沢式佐作曲天保9年(1838)江戸市村座初演狂言「靭猿」の大名奥女中に、太郎冠者を奴(やっこ)にしている。

[三]長唄明治2年(1869)に2世杵屋勝三郎(きねやかつさぶろう)が作曲


靱猿

作者諏訪ちゑ子

収載図書捕物時代小説集 7 艶美白孔雀 他8編
出版社春陽堂書店
刊行年月2000.11
シリーズ名春陽文庫


靱猿

読み方:ウツボザル(utsubozaru)

分野 狂言

年代 成立年未詳

作者 作者未詳


靱猿

読み方:ウツボザル(utsubozaru)

分野 所作事

年代 江戸後期

作者二世中村重助作詞


靱猿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 02:19 UTC 版)

靱猿(うつぼざる)は狂言の演目のひとつ。大名をシテとする 「大名狂言」の中でもとくに有名なものである。靫猿。


  1. ^ 恐縮です。
  2. ^ 私を恨むなよ。
  3. ^ 山王信仰による日吉系の神社では、猿は神の使いとされている。
  4. ^ 米を意味する 「めめ」と「面々」とを掛けている。


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