非結核性抗酸菌
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非結核性抗酸菌(ひけっかくせいこうさんきん、non-tuberculous mycobacteria; NTM, mycobacteria other than tuberculosis; MOTT)[1][2])とは、結核菌群と癩菌群を除いた培養可能な抗酸菌の総称。以前は非定型抗酸菌(atypical mycobacteria)とも呼ばれていた[2][3]。生活環境中に広く分布する[4]。
- ^ “非結核性抗酸菌症”. 病気を知る:肺と気道の病気. 慶應義塾大学病院 (2010年3月1日). 2011年3月21日閲覧。
- ^ a b 青木正和「シリーズかたき病:結核(10):非結核性抗酸菌症(1)」 (pdf) 『複十字』第319号、結核予防会、2008年1月、 p.10、2011年3月21日閲覧。
- ^ 遠藤美代子「非結核性抗酸菌による感染症」『東京都微生物検査情報』第27巻第2号、東京都健康安全研究センター、2006年2月、 ISSN 0910-5352、2011年3月21日閲覧。
- ^ 宮本幹、山口義夫、笹津備規、環境中のレジオネラ属菌および非結核性抗酸菌の分布調査 『環境感染』 2000年 15巻 2号 p.127-132, doi:10.11550/jsei1986.15.127
- ^ 非定型抗酸菌(2009年8月18日時点のアーカイブ) - 山本研究室
- ^ ナイアシンテストについて
- ^ 日経メディカル No.520: 81-82。
- ^ 青木正和、片山透、山岸文雄 ほか、PCR法を利用した抗酸菌DNA検出キット (アンプリコアTMマイコバクテリウム) による臨床検体からの抗酸菌迅速検出 『結核』 1994年 69巻 10号 p.593-605, doi:10.11400/kekkaku1923.69.593
- ^ 呼吸器内科−抗酸菌症(結核と非結核性抗酸菌症)のお話し(2013年11月25日時点のアーカイブ) - 独立行政法人国立病院機構 東徳島医療センター
- 1 非結核性抗酸菌とは
- 2 非結核性抗酸菌の概要
非結核性抗酸菌
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結核菌に準じた薬剤が効果を示すことが多い。一般的にはCAM+RFP+EB+SMの4剤併用である。薬剤に抵抗性を示す菌種も多く、組み合わせを変更して加療することも多い。 アジスロマイシン - 日本ではHIV感染者に対して保険適応が認められている。
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