非哲学
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非哲学 (フランス語: non-philosophie)は、フランスの大陸哲学者フランソワ・ラリュエル(元国際哲学コレージュおよびパリ第十大学:ナンテール)が展開した概念である。
- ^ a b Ray Brassier, 'Axiomatic Heresy: The Non-Philosophy of Francois Laruelle', Radical Philosophy Archived 2008-01-05 at the Wayback Machine. 121, Sep/Oct 2003. p. 25
- ^ "A New Presentation of Non-Philosophy"
- ^ Gilles Grelet (ed.), Théorie-rébellion. Un ultimatum, Paris: L’Harmattan, coll. « Nous, les sans-philosophie », 2005, p. 159.
- ^ Jean-Luc Rannou, La non-philosophie, simplement. Une introduction synthétique, 2005, p. 238
- ^ Höffding, H., Hist. of Mod. Phil., Eng. trans. vol. 2, 1900, p. 170.
- ^ François Laruelle, "The Generic as Predicate and Constant (Non-Philosophy and Materialism)." in: Bryant, Levi, Graham Harman, and Nick Srnicek (eds.). 2011. The Speculative Turn: Continental Materialism and Realism. Melbourne: Re-Press. p. 237.
非哲学
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「フランソワ・ラリュエル」の記事における「非哲学」の解説
詳細は「非哲学」を参照 ラリュエルによれば、あらゆる形態の哲学(古代哲学から分析哲学、脱構築主義等に至る)は、ある先行する決定がなされた上で構造化されているのだが、どの形態の哲学も、その決定については構成的に盲目であり続けているという。ラリュエルがここで述べる「決定」とは、世界を哲学的に把握するためになされる、世界の弁証法的な分割のことを指している。ラリュエルは、哲学のこの決定的構造は非哲学的にのみ理解することができると主張する。この意味で、非哲学は哲学についての科学なのである。
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