フリードリヒ・ハインリヒ・ヤコービ
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フリードリヒ・ハインリヒ・ヤコービ(Friedrich Heinrich Jacobi, 1743年1月25日 - 1819年3月19日)は、ドイツの思想家、著作家。自らは「非哲学(Nichtphilosophie)」の立場を唱道し、人間の活動すべての基礎を、悟性的な論証によっては到達できない、私とともに神的人格が「ある!」ということの直接的な確信、すなわち「信(der Glaube)」のうちに求めた(したがって彼の立場はまた「信仰哲学(Glaubensphilosohie)」とも称される)。近年の研究によって、いわゆる「ゲーテ時代」におけるヤコービの主導性が認識されはじめている。
- ^ 笹澤豊「ヘーゲルとヤコービ:スピノザ主義の問題を巡って」『講座 ドイツ観念論』5巻(弘文堂、1990年)所収
- 1 フリードリヒ・ハインリヒ・ヤコービとは
- 2 フリードリヒ・ハインリヒ・ヤコービの概要
- 3 生涯
- 4 カントに対する批判
- 5 影響
- 6 外部リンク
固有名詞の分類
思想家 | 仏護 ジャック・デリダ フリードリヒ・ハインリヒ・ヤコービ ジャン・ル・ロン・ダランベール 智顗 |
ドイツの哲学者 | ハンス・ライヘンバッハ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ フリードリヒ・ハインリヒ・ヤコービ ゴットロープ・フレーゲ イマヌエル・カント |
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