電子レンジ対応のレトルトカレー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 17:57 UTC 版)
「レトルトカレー」の記事における「電子レンジ対応のレトルトカレー」の解説
2003年に大塚食品から、世界初の「電子レンジで温められるレトルトカレー」が発売された。当初は、新包装における安全面の理由や、ラップをして電子レンジで加熱すればいいという理由で、企画段階では周囲からは反対されたという。 中華丼の具などを入れる冷凍食品用のパウチを元にして、AOP(Auto Open Pouch)という、レンジ加熱して袋の中の圧力が高まると、フラップが自動的に開いて水蒸気を出して、内部の熱が一定以上にならない構造になっている。 箱の上部を開けてパウチ自体は箱に収めたまま加熱するようなっており、蒸気口からの蒸気がフラップにあたり電子レンジを汚すことなく、安全に取り扱うことができるようになっている。また、湯煎と電子レンジ加熱とで、加熱に要するコストと環境負荷は、どちらも電子レンジ加熱のほうが低く環境に優しいという。
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