陸戦部隊の軍服
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 18:44 UTC 版)
「軍服 (ドイツ国防軍海軍)」の記事における「陸戦部隊の軍服」の解説
ドイツ海軍は軍港などに常駐の陸戦部隊を保有しており、これら陸戦部隊は野戦任務のために陸軍のそれと酷似する野戦服が定められていた。基本的に陸軍の野戦服と同じだが、服のボタンは海軍の錨のマークがデザインされたボタンが使用されており、将校は裾ポケットの形状が異なった。襟章は陸軍と同じドッペルリッツェンであるが、陸軍の物とは色が若干異なった。海軍の兵・下士官用のドッペルリッツェンの色は黄色でリッツェの中央には青のストライプが入っていたが、1935年にドッペルリッツェンの色は陸軍と同じグレーとなり、リッツェの中央は黄色のストライプが入るようになった。将官は当初陸戦部隊であってもこの野戦服を着用しなかったが、1943年5月から着用することになり、独自の襟章が定められた。デザイン自体は陸軍の将官の襟章(ラーリシュ・シュティッケライ(ドイツ語版))と同じだが、台布の色が陸軍が赤色なのに対して海軍では青色だった。またズボンの両側の将官を示すストライプも青色だった。 海軍陸戦部隊の将校の軍服 海軍陸戦部隊の兵士の軍服 ヴァルター・オームゼン 海軍陸戦部隊の軍装 海軍陸戦部隊の軍装
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