関東100号【カントウヒャクゴウ】(食用作物)
登録番号 | 第13531号 | |
登録年月日 | 2005年 12月 7日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | 関東100号 よみ:カントウヒャクゴウ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 有原丈二、高橋幹、中山則和、国分牧衛、島田信二、高橋浩司、羽鹿牧太 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「エンレイ」に根粒超着生系統「En6500」を交配して育成された固定品種であり、育成地(茨城県つくば市)における成熟期は晩の早、伸育型は有限、主茎長は中、粒は大の小、種皮色が黄、粒形が楕円体で根粒が多量に着生する品種である。伸育型は有限、分枝数は中、胚軸の色は紫、主茎長、主茎節数及び最下着莢節位高は中である。小葉の形は円葉、数は3枚葉、花色は紫である。熟莢の色は褐、裂莢の難易及び毛茸の多少は中、色は白である。種皮の単色・複色の別は単色、地色及び粒の子葉色は黄、粒形は楕円体、光沢は中、臍の色は黄、粒の大小は大の小である。開花期は中の晩、成熟期は晩の早、生態型は中間型、粗蛋白含有率は高、子実の収量は中である。「エンレイ」と比較して、粒の光沢が弱いこと、成熟期が晩いこと等で、「En6500」と比較して、主茎長が長いこと、粒が大きいこと、子実の収量が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に農林水産省農業研究センター(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、茨城県つくば市)において、「エンレイ」に農林水産省生物資源研究所(現独立行政法人生物資源研究所)育成の根粒超着生系統「En6500」を交配し、6年に雑種第3代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「作系4号」であった。 |
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