開発用とは? わかりやすく解説

開発用

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 18:20 UTC 版)

セガサターン」の記事における「開発用」の解説

開発メーカー向けで市販はされていない通常のサターン当の機能加えてCD-R上のプログラムの実行バグチェックができる。 Saturn Development System 最初に登場した開発キット。「Programming target box」「Graphics target box」「Sound target box」で構成されるSaturn Programming Box」(ソフィアシステムズ製)と、ICEインサーキット・エミュレータ)のHITACHI E7000(日立製)で構成される。1システムあたり30,575ドル(約300万円)。型番はST-1000-01。SH-2x2のデュアルCPUICEで完全にエミュレートするには、1つでさえ高価なICE2つ必要だったセガサターン アドレスチェッカー エスアイエレクトロニクス製。サターン開発キット一部で、実行アドレスの不正をチェックする。Ver1.00は通常のサターンの3倍ほどの大きさで、フロッピーディスクドライブついているVer1.01通常のサターン改造したもので、フロッピーディスクドライブ付いていない。 DEV-SATURN 1995年登場した開発キット亜土電子工業当時セガと同じCSKグループ)製。通常のセガサターン改造しただけの物で、「CARTDEV」というサターン本体より少し小さ機械接続し、これをPC/AT互換機接続して開発キットとする。CARTDEVはCross Productsイギリス開発装置開発メーカー。セガ・オブ・アメリカの子会社)製で、Rev.ARev.Bがある。DEV-SATURNとCARTDEVに、当時亜土電子工業代理店となっていた、統合開発環境の「CodeScape」(イマジネーションテクノロジーズ製)がセット付属されメーカー販売されていた。この登場とほぼ同時期にバーチャファイター2』(1995年12月発売)で使われライブラリSGL」(SEGA Game Library)がサードパーティ提供され資金開発力の乏し中小メーカーでも開発容易になったが、1996年頃よりサターン競合機に対して徐々に劣勢となっていったため、中小サードパーティ呼び集めるには至らなかった。 PSY-Q Saturn 1996年登場した、開発用サターン最終形態。Psygnosis( 『ワイプアウト』や『レミングス』で知られるデベロッパー)製。通常のセガサターン改造しただけの物で、「Psy-Qカートリッジ」をセガサターンカートリッジスロット挿し、これをPC接続して開発キットとする。

※この「開発用」の解説は、「セガサターン」の解説の一部です。
「開発用」を含む「セガサターン」の記事については、「セガサターン」の概要を参照ください。

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