鉄道連絡船の寝台室
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 22:33 UTC 版)
「寝台車 (鉄道)」の記事における「鉄道連絡船の寝台室」の解説
船舶の寝台室の設定としては、1988年まで国鉄・JRが運航していた鉄道連絡船のうち、青函航路には寝台船室が設けられていた。青函連絡船の寝台は、夜行便のみならず、昼行便でも使用することができた。 最終期となる津軽丸形の寝台船室は1隻あたり5室配置され、1室に2段寝台が2台とソファー・テーブルと洗面台が設置されていた。なお、部屋単位の発売はされていなかった。料金は航路廃止の時点で、上下段とも2,400円であった。 これは、鉄道連絡船の使命でもある「鉄道輸送と一体となった鉄道運輸体系の延長」であり、鉄道運賃のそれの体系を踏襲する形であった。
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