鈴木健二の人間テレビとは? わかりやすく解説

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鈴木健二の人間テレビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/25 10:22 UTC 版)

鈴木健二の人間テレビ
ジャンル トーク番組
出演者 鈴木健二
松居直美
ナレーター モノラル放送
製作
制作 読売テレビ
NEXUS
放送
放送国・地域 日本
放送期間1989年4月2日 - 1989年9月24日
放送時間日曜 19:00 - 19:30
放送分30分
回数16
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鈴木健二の人間テレビ』(すずきけんじのにんげんテレビ)は、1989年4月2日から同年9月24日まで日本テレビ系列局[1]と当時フジテレビ系列に属していた山形テレビ(YTS[2])で放送されていたトーク番組である。読売テレビNEXUSの共同製作。全16回。

概要

司会の鈴木健二が各回のゲストとともにトークをしていた番組で、毎回トークのテーマを人間に定めて行われていた。鈴木が1988年にNHKを退職して以来の、初の民放司会番組となった。その他のレギュラーとして松居直美も出演していた。

放送時間は毎週日曜 19:00 ‐ 19:30 (日本標準時)だったが、プロ野球ナイター中継がある日には放送を休止していた。鈴木は、視聴率不振による番組打ち切りとナイター偏重による度重なる放送休止(後述の通り「3週連続ナイター」が2回)に激怒し、最終回収録をボイコットして番組スタッフに「低視聴率は当初より予想されたもの。それが半年で打ち切り。局、代理店との信頼関係が崩れた今、番組を続けることは不可能だ」との「怒りのメッセージ」を配布した[3]。ただし、鈴木はプロ野球読売ジャイアンツファンであり[4]、『巨人が強けりゃ文句なし!』『巨人が強けりゃこの世は極楽!』などの著書もある。

それ以来、鈴木はテレビ番組への出演率が激減した。鈴木不在の最終回では総集編「面白ハイライト集」が放送された[3]

テーマ・ゲスト

回数 放送日 テーマ ゲスト
1 4月2日 呪い ケント・デリカット
2 4月9日 怒る 蜷川幸雄
3 5月7日 遊び 三宅裕司
4 5月14日 洗う 喜多嶋舞
5 5月21日 探す
6 5月28日 走る
7 6月11日 選ぶ
8 6月25日 愛する 春風亭小朝
9 7月2日
10 7月9日 ご飯
11 7月23日 占う 泉アツノ
12 7月30日 水着
13 8月6日 だます 高見恭子
14 8月13日 電話
15 9月10日 待つ
16 9月24日 面白ハイライト集

参考:読売新聞縮刷版』読売新聞社、ラジオ・テレビ欄頁。 

脚注

  1. ^ 当時、テレビ朝日系列とのクロスネット局であった山形放送(YBC)を除く。一方、同じクロスネット局ながら、青森放送(RAB)・テレビ信州(TSB)・福井放送(FBC)・山口放送(KRY)・テレビ長崎(KTN)・テレビ大分(TOS)・テレビ宮崎(UMK)・鹿児島テレビ(KTS)の各局ではキー局同時ネットで放送されていた。
  2. ^ YBCが本来の系列局でありながら、当時テレビ朝日系の番組を同時ネットしていた関係によるもの。
  3. ^ a b ザテレビジョン 1989年9月22日号 p.43「THE REPORT『鈴木アナ、突然の番組ボイコット!局の反応は?』」
  4. ^ 1985年の『第36回NHK紅白歌合戦』内で行われた同年の阪神タイガース日本一祝福コーナーの終了後にこの旨を述べた。
日本テレビ系列 日曜19:00枠
前番組 番組名 次番組
邦子のスター生たまご
(1988年10月9日 - 1989年3月26日)
鈴木健二の人間テレビ
(1989年4月2日 - 1989年9月24日)
シティーハンター3
(1989年10月15日 - 1990年1月21日)



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